資格の総合スクール [LEC渋谷駅前本校] スタッフ&合格者ブログ

資格の総合スクール!LEC渋谷駅前本校です。まじめに、可笑しく、資格試験に役立つ情報や事務局裏側などを発信していきます!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

ご挨拶

こんにちは、今日も村田が担当します。
LECで働き始めてから早くも5ヶ月が過ぎ、ついに最終出勤日を迎えました。

入った当初は、まさか自分がブログを執筆することになるとは思ってもみませんでした。
司法試験受験生である以上、論文問題の演習を通じて物を書く経験はそれなりにしてきましたが、ブログの経験は全く無く、手探りで書いていました。
それ故、読みづらい部分・不正確な部分も多々あったと思いますが、予想よりはるかに多くの方に読んでいただき、またコメントも頂き、励みになりました。

最後に、ありきたりではありますが、自分が考える受験勉強に必要なものについて書きたいと思います。
それは、一緒に勉強する仲間です。
条文、判例、そして教科書、法律の勉強をめぐるこれらのテキストは非常に解釈が難しい所があり、「この箇所はこういう意味ではないか」という自分の解釈が間違っていることもままあります。法律の勉強は基本的には一人でやるものですが、完全に一人でやっているとその間違いを修正する機会がなく、そのまま本番に突入してしまうことになりかねないのです。ここで分からないことを相談し合える仲間がいることが大事になるのです。
そして、何より司法試験・予備試験の勉強は過酷なので、お互いに支えあえる仲間がいることが重要なのはいうまでもありません。

環境によっては仲間を作るのが難しいかもしれませんが、「自分以外は敵」などと思わず、ぜひ仲間を作って勉強に打ち込んでください。

ひょっとしたら、またどこかのタイミングで修習の様子を(守秘義務に反しない限度で)書くかも分かりませんが、それまでしばしのお別れです。
引き続き、SやM2が執筆していきますので、今後も当ブログをよろしくお願い致します。
今まで自分の記事を読んでいただき、ありがとうございました!
スポンサーサイト
  1. 2013/10/30(水) 16:48:55|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

見ながら書きのススメ

こんにちは、村田です。

この前の日曜日、東大ローの合格祝賀会に参加してきました。
その冒頭では、研究科長でありかつ司法試験委員会委員長でもいらっしゃる刑法の山口厚先生が、

東大法科大学院は、その創設当初より司法試験の合格を目標とはしていない。あくまで優秀な法律家の養成が目標であり、そのために試験に役立たない(その後すぐに「直接は関係しない」と訂正されましたが笑)ことも一生懸命教えてきた。

とおっしゃっていました。
予備試験の論文式試験の合格者が大幅に増えたことで更なるアイデンティティクライシスに陥っている法科大学院の存在意義は、このような中長期的な視点からの教育にあるのではないかと思います。もっとも、司法試験に受からないことにはその教育成果も活かせないのもまた事実であり、難しい所ですよね。


さて、今回は論文問題の練習方法、とりわけ初学者向けのそれについて書きたいと思います。
今日書くことについては異論もある所だと思いますので、「いいな」と思う方だけ試して頂ければと思います。

論文問題を解くために必要な能力は大きく分けて3つだと思います。
1つ目は、当然ながら知識です。各条文の解釈論、判例などの理解ですね。
2つ目は、事案を見て解決に必要な規範を摘示し、それを当てはめる能力です。
3つ目は、時間内に2つ目を答案に落とし込む能力です。
この3つは並列ではなく、1つ目が2つ目の前提となり、2つ目が3つ目の前提となります。

2つ目と3つ目は言うまでもなく、実際の論文問題を解いていくことによって身につけることになりますが、いきなり何も見ずに時間を計って解いても結局「知識が入ってなかったから書けなかった」では、2つ目の能力は身につきませんし、当然3つ目の力も身につきません。

そこで、慣れないうちはテキストを見ながら時間を気にせず書くことをオススメします。
「それじゃ答練の意味がないじゃないか」と思われるかもしれませんが、知識が完全に入っているからと言って高評価の答案が書けるとは限らないのが法律の事例問題の難しいところで、これでも2つ目の能力を向上させることができます。また、テキストに書かれていることを規範の形で答案に落とし込むことによって、知識の定着も図ることができ、1つ目の能力の養成にもつながります。

自分も現役時代は、ほとんどの問題を時間を計らず見ながら書いていました。これはこれで極端なのですが、全て時間を計って解いていたら、2つ目の力が十分に涵養されず、間違いなく落ちていたと思います。
論文に不安のある方はぜひ試してみてください。

なお、明日30日が僕の最終出勤日となります。もし、話を聞いてみたいという方がいらっしゃいましたら、12時から21時までおりますので、お気軽にお越しください。お越し頂ける場合には事前に渋谷駅前本校までお電話頂けますとスムーズにご対応できるかと思います。
ちなみに今日29日も18時までおりますので、お気軽にどうぞ!

では、また!



  1. 2013/10/29(火) 11:39:42|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

企業内弁護士とは

どうも、村田です!
先週の月曜、東京三弁護士会主催の(東京には東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二弁護士会があります。)合同就職説明会があって自分も行ってきました。会場では偶然Tにも会いました笑

説明会には事務所だけではなく、企業も多くブースを出していました。その中で自分は事務所は1つも回らず、企業ばかり回っていました。今それを踏まえて、今ESを書いている真っ最中です。
企業の説明会に出ると、多くの企業ではまず「企業内弁護士とは何か」の説明に時間を割いていました。これは、あくまで推測ですが、やはり企業内弁護士についてが修習生・司法試験受験生の理解が不十分だと思われていることに一因があるのではないかと思います。

そこで、今回は企業内弁護士について説明しようと思います。

まず、企業内弁護士とは何かということですが、これはその名の通り、法律事務所に属するのではなく企業の従業員として働いている弁護士のことを指します。そしてそのほとんどは、企業の法務部で働くことになります。
規模ですが、日本組織内弁護士協会の統計「企業内弁護士数の推移(2001年~2013年)」によると、2013年6月30日現在で企業内弁護士の数は965名だそうです。これは、登録弁護士数の約3%です。
この数字を見て、「まだ少ないじゃん」と思われるかもしれませんが、昨年は771名、一昨年は587名ということですので、これから先どんどん増えていくのではないでしょうか。詳しくは、日本組織内弁護士協会のサイトをご覧になってみてください。

さて、皆さんにとって一番の関心事なのは「法律事務所で働く弁護士とどこが違うか?」というところだと思います。そこで、いくつかの軸で両者を比較してみようと思います。なお、当然各事務所・各企業によって実態は当然異なってくるとは思いますので、ざっくりこんな感じということでご理解頂ければ幸いです。

(1)案件への携わり方
事務所弁護士は、クライアント企業から「この点についてお願いしたい」という依頼を受けて、基本的にその点についてのみ業務を行います。一方、企業法務部員は案件の最初から最後までの面倒を見ることになります。

(2)意思決定
また、事務所弁護士はあくまで法的助言をするにとどまり、意思決定の主体にはなりえない一方、企業法務部員は(最終的な意思決定機関は経営陣になるかもしれませんが)企業の意思決定に関わっていくことになります。

(3)専門性・業務分野の広狭
事務所弁護士は、もちろん事務所にもよりますが、その多くが特定の分野についての専門性を高めていくことになります。その分、扱う法分野は狭くなります。
一方企業法務部員は、企業のあらゆる法律問題にタッチすることになるため、扱う法分野は広くなる一方、個々の法分野に対する専門性は低くなる傾向にあります。

(4)勤務形態
事務所弁護士は基本的には個人事業者となる一方、企業法務部員は当然ながらその企業の従業員となります。
この違いは主に労働基準法の適用があるかどうかに関わってきます。労働法はあまり勉強していないので、偉そうなことはいえませんが、たとえば週休2日が確保されるかどうかが大きな違いとなると思われます。

以上、進路を考える上で何らかの参考になれば幸いです。
では!





  1. 2013/10/24(木) 13:39:39|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

論パ答練ついに開講!!

こんばんは!Sです!

論パ答練がとうとう渋谷でも開講しました。

僕も受講させて頂いておりますが先日の日曜日は風邪を引いてしまい出ることができませんでした。
全部絶対受けてやると意気込んでいただけに、出鼻をくじかれた感じです。

LECの答練は工藤先生がツィートされていたように、700人を突破したようです。
たぶんI塾にはリアルに迫ってきているのではないでしょうか。
たしか去年僕がI塾の答練を受講していたとき、700人そこそこくらいの人数だった気がしたので…。
来年にはI塾を追い抜けそうですね!
工藤先生がこのまま論パ答練の解説にいてくれればの話ですが。

やはり、論パ答練が右肩上がりに受講生が増えてきたのは工藤先生が解説をやられているのが一番の要因なのではないかと考えられるからです。
(といいますか、僕がLECの答練を選んだ一番の理由は工藤先生の解説です。二番目は値段の安さですが…)
司法試験を受けるものとしては値段よりも何よりも試験に役立つ解説を聞いて何としても合格したいと考えるのが普通だと思うので、工藤先生の
解説はどこの予備校よりもいいこと間違いなしだと思います。
先日、T巳の答練を受講している現役生と答練の解説について話をしていたところ、T巳の解説はころころ講師が変わるらしく、当りハズレがあって
LECにしておけばよかったという感想を密かに漏らしていました。

その現役生は、早稲田団体申込割引+母体が大きいからと言う理由でT巳を選択したらしいです。
僕がもっと早く、LECの魅力と母体がかなり増えつつあると言うことを教えてあげていたらなぁ…とかなり悔いが残ります。

これから、答練を受講していない人に会うたびに論パ答練の良さ(具体的には工藤先生の解説の良さ)をアピールしていこうと思います。
そうすれば、LECもT巳に負けないくらいの母体を確保できるようになると思うので。


今週の日曜は民事系の答練が始まります、久しぶりに答案を書く機会です筆力は絶対落ちていますが、頑張ってきたいと思います。

次回は本試験刑事系の感想を書きたいともいます。

今日はこの辺ででは!


  1. 2013/10/23(水) 22:37:11|
  2. 講座案内
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6

就職説明会

こんにちはTです。更新がだいぶ空いてしまって申し訳ありません。

今日は去る10月14日に行われた、合同就職説明会について書こうと思います。

現在、司法試験に合格しても就職できない人が多いといわれています。とはいえ、66期の友人を見ていると、友人30名あまりのうち進路が決定していないのは1名だけなので、そんなに厳しくも無いのではないかと思ってはいます。なので、あまり就職に関しては悲観しなくてもいいかもしれません。

そうはいっても、就職は司法試験合格者にとっての一番の関心ごとなので、合同説明会には大勢の人が来ていました。この合同説明会には法律事務所のほか、企業も多くきているので、様々な進路を考えている人が一度に多くの情報を得ることの出来る貴重な機会です。法律事務所のブースには多くの志望者が立ち見までしているような状況でした。企業ブースでも有名企業のブースは順番待ちが出ている一方、あまり名が通っていない企業については常時空いていました。実際はこのような企業でも、当該分野では有名ということがありますので、説明を聞いてみるのはありだと思います。

あと、法律事務所や企業によってはこの説明会での個別説明会にでないと、エントリーすら出来ないという事務所や企業もあります。なので、三会合同説明会には絶対に出席して下さい。

企業については、そのような縛りは無いようなのでガッツリチャレンジしてみるといいかもしれません。企業では成績よりも企業風土に合うかどうかを見ると担当の方がおっしゃていました。ちなみに、法律事務所は三桁から上の成績を優遇するそうです。

そのため、合格するなら上位合格を狙ったほうがいいですね。答練を受けたり、講義を受けたりして実力を磨いて下さい。修習前に就職について道鈴をつけたほうが気も楽だと思います。

私が渋谷校に来るのも後3日となりました。なにかご質問等がありましたらお早めに!!

では失礼致します。
  1. 2013/10/21(月) 12:21:05|
  2. 司法修習
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

¿答錬は何をうけるべきか?

こんばんは、M2です。
まだ、予備試験の論文の成績表が届かないので反省ができてない状態です。
ただ、今の段階で既にやっちゃったかなと思うのが憲法、民法、民事実務基礎です…
でも、他にもまずいのがありそうです…

さて論文の力はどのように上げるのがよいのでしょうか?

日吉校に出入りしている大学生3年生で今年の予備の論文に合格した子の話を聞くと
答錬は、予備試験受験生なのに論パを受けていたそうです!
予備系の答錬も受けていたそうですが、
論パの方が問題の難易度も高い上、論パの成績上位者の方が予備答錬の成績上位者よりもレベルが高いので
張り合いがあるとのことでした。

確かに、予備合格が当面の目標である以上、予備論文の答錬を受けるのが素直ですが、
予備合格後の半年後には司法試験を受けることになるので、早いうちから司法試験の問題に慣れておくという点からも
一つの手かもしれません。

いずれにしろ、己の力を最大限引き上げることができる環境に身を置いて頑張ることが大切なんですよね。


ここのところ急に夜寒くなってきましたね
体調に気をつけて実りある勉強をしていただけたらと思います。

おやすみなさい。



  1. 2013/10/17(木) 23:42:54|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

司法試験2日目の感想<商法>

こんばんはSです!

今日は民事系で残しておいた、商法の感想等について述べたいと思います。

商法は僕自身一番の不得意科目で何が出るかかなりビビッていました。
実際始まってみると、なんだか見たことあるような問題でほっとした記憶がありました。
しかし、こんな勘違いをしたことから悲劇が始まりました。
まず、設問1では、問題文が「甲社に対する関係で効力を生ずるか」「Fを株主として取り扱うことの当否」という指示であったにもかかわらず、
二つをごちゃ混ぜにして論じてしまいました。
また、設問1ではみなし承認の規定に気づかなければならなかったにも拘わらず、それには全く気づきませんでした。
設問2ではたくさんの違法事由について気になってしまったことから、全てについて満遍なく触れた結果106条のことについて深く論じられませんでした。
昨日のブログ記事においてNさんがたくさんの論点について触れなくても一つの論点について厚く論じられれば良い的なことを仰っていました。
実際、Nさんは僕と試験について話した時、106条について結構厚く書いて、他の論点いついてはほぼ触れなかったといっていました。
Nさんのように106条の論点について厚く書いた人と僕のように全てについて薄く書いた人とでは結構差がついたはずです。
そして、僕が盛大にやらかしたのかなぁと思うのは設問2の(2)です。
僕は上述したように、Fを株主として認めませんでした。すると、後々の株主総会において呼ぶべき人を株主総会に呼ばなかったり、呼ぶべきでない人を呼んでいたり
という瑕疵が生じていることになりました。
こんな感じで考えているうちに自分でも考えるのが大変になってきて、(2)を不当利得として構成したのは良かったものの、後は力尽きて何ら理論構成をせずにかなり謎な金額の返還を
請求できるとしてしまいました。
設問3については、株主割当だということについての特殊性について何ら触れず(これについて触れられた人ってどんな風に触れたんでしょうか?)、いつも書いているように書いてしまいました。
事案の特殊性に着目していないつまらない論文になってしまったんでしょう。


<商法の反省点>
商法は苦手なことから、無駄に難しく考える癖が以前からあると思っています。
なので、そこまで、難しく考えることをせず、今まで3倍速等で勉強してきた基本的な論点から考えて、それとは違う点があったらそこについて気づいたことをアピールして何とか結論を出す
と言うことを意識したいと思います。
まだまだ、商法の知識に自信が持てないことから、これから聞く3倍速商法をもとに確実な基礎知識を身につけたいと思います。
これで来年の本試験において、少なくとも50点は取りたいと思います。


《民事系の反省点》
民事系は全体的に、問題文の指示に従わずに自説をグチャグチャ論じてしまうというと言うことが多かったので、これは絶対本試験でやらないようにするために、答練等で訓練したいと思います。
また得意なものが出た時と苦手なものが出た時の対処法も訓練したいともいます。
もちろん基礎の底上げをすることはもちろんですが…


次は、刑事系について書きたいと思います。

今日はこの辺ででは!
  1. 2013/10/16(水) 19:53:50|
  2. 司法試験
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

新司法試験の採点基準に関する雑感

Nです。司法試験は短答合格者に限り、合否のほかに論文の各系列ごと(公法系・民事系・刑事系)の点数、総合順位が出ます。自分や周りの成績を見ていて採点基準について少し思うところがあるので、今日は司法試験の本番の採点基準について私なりに予想してみようと思います。
なお、これはあくまで私の予想に過ぎないので、一合格者の意見として読んでください

①論点を捨てる勇気
まずは論点を捨てる勇気、言い換えれば論点を取捨選択する力です。新司法試験は問題となりうるすべての論点をフルスケールで書けば確実に間に合わないようになっています。そして、各設問には必ず、「書いてほしい論点」つまり、メインで聞かれている論点というのが必ず1,2個あります。ここで選択するのは、そのメイン論点を丁寧に書いてあとの論点を捨てるか、それとも他の論点も触れられるだけ触れるのを優先して、メイン論点を少しコンパクトにするか、という二択です。
予備校の答練等では、後者が圧倒的に点数が高いといえます。採点基準が論点ごとに作成されていて、「~の点に触れれば何点」という方式だからです。
しかし、今回、司法試験を受けてみて、私は、司法試験の答案は前者の方がよいのではないかと思っています。メイン論点を2個ぐらいにしぼり、条文から丁寧に三段論法を書くことが高得点につながる気がしました。サブの論点を一切書いていなくてもあまり点数に影響はないのではないかとさえ思っています。
これはおそらく、「文章全体の論旨の明確性」のような項目が採点基準にはいっているのではないかと思います(特に民事系)。論点を多数書けば書くほど、「結局として何が言いたいのか、伝えたいのか」ということがぼやける気がします。
もちろんメインの論点を丁寧に書いて、サブも一言触れられるというのが一番ベストですが、問題量からしてそうそううまくはいかないのが司法試験です。
少なくとも各科目論文試験(特に民事)で論点を絞って高得点をとっている人は結構いるので、「あの論点落とした」みたいなことで落ち込むことは無意味です。やめましょう。

②徹底した三段論法
次に徹底した三段論法です。試験本番で冷静さを欠くとついつい忘れがちになるのでかなり意識しておく必要があります。
この三段論法が大事な所以は、おそらく「三段論法を守っていれば出題趣旨をはずしても一定の点が来る」というところにあります。考えてみれば、5500人の順位を決めなければならない試験ですから、「出題趣旨にのっているか否か」だけでは多数人の順位を決めることができません。しかも出題趣旨は毎年各科目非常に奥が深く、なかなか正面から解答できる人の数は多くありません。それゆえ、「出題趣旨を外す」というのは半ば受験生の常態です。
試験委員はその趣旨を外した人たちの順位をつけなければなりません。それゆえ、内容いかんではなく「法的三段論法をきちんとマスターしているか」といった点も採点対象に入ってくると思います。現に内容がいまいち趣旨をとらえていなくても、きれいな三段論法で答案を書く友人は軒並み高得点です。

③思い切りの良い問題提起
これも②の三段論法の一部に含まれるかもしれませんが、私はこれが特に重要だと思ったので別立てで書かせてもらいます。
当該事案の法的問題点は何か、どの条文のどの文言が問題となっているかということをバシッと書くことがかなり好印象につながる気がします。もちろんまったく外してしまうと点はつかないかもしれませんが、わからないからといってごまかすのはNGです。点数が伸び悩んでいる人の答案は、多くは問題点をはっきりさせないまま論じてしまっているという点にあります。正直、論点の結論(あてはめの結果。違法とか適法とか、無効とか有効とか)はあまり採点に影響しないのではないかと思っています。事案の問題点をみつけ、それを指摘すること。これが重要ではないでしょうか

④論理の一貫性
論文式試験はまさに「論文」を書くのであって、論理の一貫性が重視されているような気がします。
途中で筋と違うなと思う結論になっても、自分の積み上げた論理を信じて答案を書ききりましょう。無理やり結論だけを捻じ曲げたり、途中の理屈をごまかしたりすると点数は伸び悩む傾向にあります。
筋と違う結論になって、本当は聞かれているあとに続く論点が書けなくなってもあきらめましょう。結論だけを捻じ曲げてつなげるよりましだと思います。

以上で今日は終わります。台風が来ているのでみなさん外出には気を付けてください。
  1. 2013/10/15(火) 11:59:06|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5

司法試験2日目の感想<民法・民訴>

こんばんはSです!

今日は2日目の科目の感想等を書きたいと思います。


まずは、民法からです。
設問1についてはあまり考えたことがありませんでしたが、僕は結構、要件事実好きだったので、しっかり要件事実を書いて後は
適当に趣旨から規範を導いて何とかしのげたと思います。
問題は設問2です。
答案構成用紙を見ると、債務不履行をまず初めに書くそして不当利得がその次と書いてあります。
しかし、僕の記憶では不当利得をメインで書いてしまいました(民法の失敗はまずこれでしょう)。
不当利得をメインで書いてしまったことにより、Hが雑な工事をした事実についてあまり評価したりすることができませんでした。
失敗ついでにあげると、設問2の指示ではFの反論も含めて自説を述べろ的な感じでした。
こういう指示があったにもかかわらず、僕は答案構成では一応主張反論型にしていたのですが、なぜかそれを無視して自説をだらだら書いてしまいました。
司法試験で一番やってはいけない部類に入るであろう、設問の指示に全く従わないという答え方をしてしまいました。
最後に設問3についてですが、これについては、時間がない中何とか自分の書きたいことが書ききれたのかなぁと思います。

<民法の反省点>
民法では設問が1~3まであり配点割合は3:4:3となっていました。この中で、一番大きな配点がある設問2で問題文の指示に従わないという超大きなミスをやらかしました。
これは大反省すべきです。一応設問の指示にマークをして落とさないようにしていたのですがかかるミスを犯したわけですから、最重要改善点です。
民法の反省点はこんな感じです。



次に、民訴です。
民訴は多くの人が設問3があんまり分からなかったと言うことをいっていたのですが、僕は、3倍速民訴で工藤先生がお勧めしていた本を読んでいたおかげかどうか分かりませんが、
結構自信がありました。また、設問4についても同じく工藤先生お勧め本の影響により問題意識はとても分かりました。しかし、僕はその本の意識が強すぎたせいか、設問の誘導に
反することを書いてしまったような記憶があります。
たぶんこれは点が中々入らなかった要素なのでしょう。
設問1、2については、論点的にはわからなくはない問題でしたが、全く導いたことがない結論を導けとの誘導がかかっていたので、苦し紛れではありましたが、誘導だけには外れまい
と思って書きました。
この意識があったにも拘わらず、設問3、4は結構詳しく知っている問題が出てしまった結果誘導から外れることを書いてしまうと言うことをやらかしてしまいました。

<民訴の反省点>
民訴は結構好きだったと言うこともあって、頑張ろうという思いが強く、それが空回りした感ががあります。
それが設問3、4に象徴されていると思います。
司法試験ではよく知っている問題が出たときこそ気をつけろ(自分の知っていることとの違いを意識しろ)と言われますが、その気遣いが足りませんでした。
これは好きな科目の反省点として、刑法、刑訴にもいえることかもしれません。


今日はとりあえず、ここまでにしておきます。なぜなら、商法は盛大にやらかした気がして書くことが増えそうだからです。
一応今日の締めくくりとして点数を発表しておきますと、民事系は合計で130点台でした(模試等を含めて一番低い点を取ってしまいました)。

今日はこの辺ででは!
  1. 2013/10/14(月) 22:37:40|
  2. 司法試験
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

司法修習中の修習専念義務について

どうもご無沙汰しております、村田です。

昨日、司法修習生の内定通知と修習地の決定通知が来ました。
自分の修習地は第一希望の東京になり、ほっとしています。

さて、今回は司法修習中の専念義務についてお話いたします。
皆さんご存知のように、司法修習生には修習専念義務があり、アルバイトができないのが原則です。

しかし、貸与制の中でバイトもできないというのは経済的に苦しいということで、夏にあった法曹養成制度検討会議、そしてその最終取りまとめを踏まえた関係閣僚会議によって、「司法修習生が休日等を用いて行う法科大学院における学生指導をはじめとする教育活動により収入を得ること」を認めるなど、その専念義務の運用を緩和すべきであるという考えが出されました。
それを受けて司法研修所は、そのような業務をしたい場合に兼業許可申請書を出させ、そこで個別具体的に許否を決めるという取り扱いをするようにしたようです。昨日家に届いた書類の中にも、その事務連絡の紙と申請書のひな型が入ってました。


そこで申請書のひな型の記入欄を見ると、「業務内容等」の欄に「講義・ゼミの講師」、「教材作成」、「答案添削・採点」、「その他」とありました。
こうして類型を見てみると、法科大学院というよりはむしろ司法試験予備校の業務なのではないかなぁと思ってしまいますよね。各予備校が修習生に向けて一斉にスタッフの募集をかける様子が目に浮かびます。

その一方で、今自分がやっているような営業・講座運営のスタッフは制度的にも時間的にもなかなか難しそうな気がします。かといって、上記の類型の業務ができる能力も自分にはないので、おとなしく修習に専念することにします笑

というわけで、自分がLECにいるのは今月いっぱいですので、もし何か話を聞きたいという方がいらっしゃいましたらお早めに渋谷駅前本校へご連絡くださいませ!



  1. 2013/10/13(日) 13:24:54|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

弁護士事務所選びの基準

Nです。今日は合格後の弁護士事務所の就職活動についてです。私も今まさに就職活動を行っている最中ですが、弁護士事務所はすごい数があって、どれがいいか迷うことになります(現在のひまわり求人サイトには、約170の事務所が求人情報を出しています)。

そこで、私なりに弁護士事務所を選ぶ尺度のようなものを書かせてもらおうと思います。人により重視するポイントは異なるかも知れませんが、ここでは私が特に一般的に重要であると思われる点を列挙します

①業務内容
まずはどのような事件を扱う事務所かという点です。東京横浜は特に職域が広く、同じ企業法務でも、クライアントに企業が多いだけで、実際は個人事件と同じような内容の相談が多い事務所もあれば、ファイナンス・M&Aのような皆様が連想する(であろう)企業法務をバリバリやってるところもあります。
ホームページには客寄せのために多めに取扱い事件種類を書いてあるところが多いと思うので、説明会等でどのような種類の案件が多いのかということを質問することが大事です。

②事務所の規模
事務所の規模も重要な要素です。いわゆる最大手といわれるところは弁護士数が500人ほどいるところもありますし、採用を行っている事務所でも2.3人で現在事務所を回しているところもあります。
大手の特徴として、一つの案件に対し複数の弁護士がタッグを組んで取り組むことが挙げられます。特に最大手の中には「訴訟専門」等、入社してすぐにセクションに振り分けられ、法的紛争の特定部分のみを業務として取り扱うところもあるので、そういうところでは仕事をしていても紛争の全体像がつかみづらくなってしまいます。逆に特定の分野だけを処理していれば、その分野にはめっぽう強くなり、いわゆるその分野の「スペシャリスト」と呼ばれるような弁護士への道が開けます。
これに対し、中小の事務所では、新人の時から一つの案件のすべてを見せてもらえるところが多いみたいです。弁護士の数が少ない分、事務所内で分業が進んでいないので、依頼された案件は何でもこなすという器用さが必要とされます。

③個人事件の受任の可否
自分の所属事務所宛ではなく自分の名前宛てで事件を受任してよいかということです。個人のお客さんをある程度持ってないと、独立するのにかなり勇気がいるみたいです。個人事件受任不可のところは自分にお客さんがつかないことが多いので独立の素地をなかなか形成することができないみたいです。
もっとも、個人事件受任可能であるところも、結局は事務所の案件を先に処理するのが優先されるので、顧問先の仕事が多い事務所などは個人事件を受任している暇がないというのが現状みたいです。東京の事務所は特にこのように忙しく、事務所の案件だけで手いっぱいというところが多いみたいです。
さらに、個人事件が受任可能でやる暇があっても、経費負担の割合も事務所によってまちまちです。個人の事件を処理する時も、事務所の事務員に手伝ってもらうのが普通なので、ある程度の経費を負担するのは当たり前ですが、中には個人事件受任可能でも、「報酬のすべては事務所のものとする」という「え?」っていう大どんでん返しの事務所もあるので注意が必要です。

④事務所内の雰囲気
実際に働くとなった場合にはこれが一番重要かもしれません。特にパートナー弁護士とアソシエイト弁護士の仲のよさが重要だと私は思っています。アソシエイトがパートナーに何でも聞ける職場の雰囲気がアソシエイトの仕事に対する積極性を生み、力を高めます。
これはホームページだけ見てても分からないので、実際に事務所訪問していろいろな質問をすることによって確かめなければなりません。

⑤募集人数
募集人数も重要です。たまに所属弁護士の数に比して募集人数が大量の場合があります(たとえば、所属弁護士15人に対し、募集人数10人等)。この場合、採用数が多く倍率が低そうで応募したくなるかもしれませんが、ちょっと待ってください。募集を大量にかけるのはみんなが短期間のうちにやめてしまうからであるという可能性が高いです。それを隠すために事務所のホームページなどで所属弁護士の修習の期を記載していない事務所もあります。そういう事務所は要注意です。
もっとも、単に資金が溜まって、抱えている案件数が飽和状態にあり、大規模な事務所の増設を企図している事務所も採用数を多くとる場合があるので一概に上記のようには言えませんが、注意は必要であるということです。

以上で今日は終わります。



  1. 2013/10/12(土) 12:38:55|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

M2だめでした!

予備試験論文式試験不合格でした。
ただ合格者数が233人(平成24年)から381人(平成25年)に激増しました。
なので、予備試験ルートは確実に開かれているといえるのではないでしょうか!

私も、Sさんを見習って後日敗因分析をする予定です。

合格者のみなさま、おめでとうございます!
残念ながら不合格だった皆さま、来年かましてやりましょうね!!
  1. 2013/10/10(木) 16:45:23|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

まもなく

こんにちは、M2です。
まもなく、予備試験論文式試験の合格発表の時間が近づいてまいりました。

合格された方は、今日を境に口述対策に没頭することになり、
他方、残念ながら不合格だった方は、来年度の短答式と論文式試験を目指してリスタートをきることになるかとおもいます。

今日は、予備試験論文式試験を受験されたすべての方にとって、重要な一日です。
皆様方にとって最も適切な一歩を踏み出す一日になることを祈っています!
  1. 2013/10/10(木) 15:28:00|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

就職説明会

こんにちはTです。

最近、検察修習説明会と検察官説明会に行ってきたので、今日はそれを書こうと思います。

(1)修習説明会について

検察官の仕事をするうちで一番使う知識は刑法と刑事訴訟法です。この二つの法律は新司法試験にも出る必須科目ですので、皆さん勉強が進んでいるかと思います。

しかし、説明会に出た感想として、新司法試験と検察修習では、求められる知識の質が違うと感じました。
まず、新司法試験に合格している人が修習に行くことになるので、知識面が一定以上のレベルにあることは大前提となります。

修習ではこのような知識に加え、事実認定が必要となります。
犯人性を基礎付ける間接事実は何か。例えば、犯人の顔に特徴的な点があった場合、被疑者の顔にも同じ特徴があるか。または、贓物近接所持の事実があるかどうか。というような事実をいかに拾うかが試されると感じました。

このような認定は基本的に新司法試験ではしていないと思います。基本的というのは現行犯逮捕の場合にちょっと検討することがありうるかなと思ったからです。でも、新司法試験では、例えば包括差し押さえとか、別件逮捕の適法性とか犯人性認定とは異なった分野を勉強することが多いと思います。そのため、新司法試験と一風変わった知識を使う説明会だったといえて、結構楽しかったです。

(2)検察説明会について

印象としては後輩の法曹を育てようという意識の高いかたがたが多いなという感じでした。なので、検察官になると、自らが成長しようと思えば思うほどスキルアップが可能だと思います。

ここで、仕事で残業が多いのではないかという懸念があるかと思うのですが、それは多いと思います。話をしてくださった方は、残業どころか3日間寝ずに仕事をしたことがあるといっていました。これほど極端ではないにしても、2日間寝ないとかはあるそうです。

次に、家庭と検察官の仕事の両立ですが、これは理解ある伴侶でないとなかなか厳しいみたいです。やはり転勤や海外出張などがあるため、すれ違いが多いとの事です。単身赴任が多いみたいですね。ただし、育児休暇は男女とも推奨されているみたいです。戻っても、キャリアはそのまま維持できます。

気になるお給料も、裁判官に準じるほどはもらっているとの事でした。ただし、上述したように不眠で仕事することがあるので、時給換算すると…。ここでやめます。

結論としては、検察官はスキルアップも出来ますし、育児休暇も完備されているので法曹の中でもお勧めです。法曹を目指されている方は、是非検討してみて下さい。
  1. 2013/10/09(水) 16:08:45|
  2. 司法修習
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

3倍速を聴き始める!

どうも今晩はSです!

今日こそは民事系の体験記を書こうと思っていたのですが、家に本番の問題用紙と答案構成用紙を忘れてきてしまったので、明日以降にします。


ところで、昨日3倍速インプット講座をとったと書きました。
テキストはまだ届いていないのですが、歩いている時間を無駄にしたくないことから、早速、今日の朝LECへ行くために歩いている途中、憲法の1回目の前半と後半戦の最初の講義を聴きました。
僕はソニーのウォークマンを使用している(倍速機能がついているから)のですが、久しぶりに工藤先生の授業を倍速で聞いたせいか、難しいところは
ついていくのが大変でした(よくネット等で言われている3倍速インプット講座の倍速聞き=6倍速を実行しています)。
特に、外国人の公務就任権が問題となった判例については高裁と最高裁の判断枠組みが異なっていることについて久々に聴いたことから何回か巻き戻しました(汗)。
この調子だと先が思いやられますね…。

しかし、内容的には、以前よりパワーアップ(判例等が増えている)していることはもちろんのこと、僕が聞いたことがあるものよりもわかりやすくなっている気がしました。

また、工藤先生独特の本試験直結情報や、最新の学説は特にいらないよ等(僕が一番今回の講義を聞いて印象に残ったのは「憲法だからといってナーバスになる人がいますがあまり
気にし過ぎないように」というような工藤先生の言葉です)相変わらず、楽しいです。

今日の帰りに後半戦の授業を聞くのが楽しみです(公務員の政治的表現の自由が問題となった最新判例である堀越事件等を扱うらしいので)。

この調子で、毎日3倍速を聴いて、消化していきたいと思います。

また気になることがあったらレポートいたします。

今日はこの辺で…では!
  1. 2013/10/08(火) 22:43:46|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

ゼロからのスタート

どうもこんばんはSです!

最近、衰えていた択一力を取り戻すために択一の問題を解いているんですが、なかなか進みません。
気分を変えてインプットでもしようか、と思って3倍速インプット講座のテキストを探していました。
しかし、家の中にあるはずのテキストが一向に見つかりません。
そこで、ゼロからのスタートという意味を込めて、最新の3倍速インプット講座をとってみました。
現在の3倍速インプット講座は、僕がとっていた2年前のものより、憲法、商法、民法、刑法が各一回ずつ増えています。
どんな講義が行われ、以前とどれくらい違うのか?聞く前から結構楽しみです。まずは、最初の答練の科目である公法系の知識を復活させるべく、公法系科目からつぶしていきます。そして、この講義を自分の中で消化しつくして来年の本試験に確実に合格できる力を身に着けたいと思います。

また、僕のように以前3倍速インプット講座を受講していた方もこの講座を再受講したほうがよいかどうかという点について結構気になっている方がいるかもしれません。
なので、僕が実体験をこのブログにおいて随時報告したいと思います! 


今日は、僕が先日から続けている、不合格体験記がつづれなくてすみません(誰も求めていないかもしれませんが…)。次回の僕のブログでは、不合格体験記<民事系>からつづりたいと思います。今日はこの辺で、では!
  1. 2013/10/08(火) 02:19:25|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

短答式試験を始めるべきタイミング

短答の勉強を始めるタイミング

Nです。今日は新司法試験の短答式試験プロパーの勉強を始めるタイミングについて書きたいと思います。
来年度以降の短答式試験でひとつ注意して頂きたいのは、これまでの短答式試験と比べて合格ラインが大幅に上がる可能性があるということです。
今、司法試験の受験回数制限を撤廃ないし5年で5回にしようという動きがかなり活発になってきていて、5年で3回というこれまでの受験回数制限が来年にもなくなるかもしれない状況です。そうすると、受け控える受験生の数が激減し、受験者数が増えます。そして、受験者数が増えても短答式試験合格者の数はこれまでと変わらないというのが一般的な予想です。なぜなら、採点官の論文採点のキャパシティが約5500人で限界ではないかというのが大方の見方だからです。つまり、このようなことが起これば結果的に、短答式試験合格倍率が跳ね上がり、必然的に合格ラインも跳ね上がることが予想されます。
 以上のことはあくまで推論の域を出ませんが、かなり現実色の濃い推論だと思います。来年度にいきなり変わらなくても、近年中に間違いなく司法試験の制度は変わるでしょう。
 ですから、来年度以上に受験する皆さんは、短答式試験の勉強をこれまで以上にしっかり行う必要があると思います。
以上の話を前提に、私の短答式試験の体験談を踏まえて、いつから本格的に短答式試験プロパーの勉強を始めるべきかについて述べたいと思います。
まず前提として、私は短答式試験を正直舐めていて、本格的に勉強したのは年が変わり、ロースクールの期末試験が終わった受験年度(今年)の一月末でした。勉強の着手自体は去年の11月あたりから行っていたのですが、一日1時間程度のお遊び状態でした。
1月末からは、一日4.5時間は短答の勉強に時間を割きました。主にやった勉強は、全科目過去問を全年度解くこと、完全整理択一六法(いわゆるカンタク)を全科目読むことです。
皆さんもお分かりかも知れませんが、1月末からこの勉強量をこなすのはかなり大変でした。しかも論文の勉強も不安なので一日全部を短答の勉強に使うこともできません。
過去問全科目を一周するころにはもう、3月の中旬ぐらいになっていました。あとは急いで間違えたところだけ数回見て、カンタクもピンポイントで不安なところだけ見て・・・という即席の勉強で本番を迎えることになりました。
結果的には運も手伝って、そんなに悪い成績ではありませんでした(1000位ぐらいでした。)が、もう少し早く勉強を始めていればもう少しとれたかなという印象でした。
この私の失敗を踏まえて申し上げると、まず、司法試験過去問を全年度、全科目解くのは必須の勉強です。過去問を解いて頂ければわかるのですが、本番では過去問で出た肢が繰り返し出ます。数えたわけではありませんが、過去問だけを全部マスターしていれば、6割ぐらいは取れる印象です(約210点)
それゆえ、過去問は一度早い段階から一周解いておくべきだと思いました。
具体的には、年内(受験年度の前年の暮れ)までに最低一周こなし、二回目以降に見直すべき問題をピックアップする作業を終えておくことが理想だと思いました。そうすれば年明けから、比較的あせらずにカンタク等でのインプットと過去問の反復練習とが平行して行えるのではないかと思います。
そして年内に過去問を一周するには、少なくとも今の時期(10月初旬)には着手していなければなりません。過去問は、一年度で約155問あり(肢数でいうと600以上)、それが平成18年からの本試験からだと25年度までの8年分あるので、約1240問、肢数5000以上という莫大な量となっています。この数を事前に把握しつつ計画的に勉強を進めなければなりません。
なおこれは僕の意見ですが、プレ試験の問題は後回しでいいと思います。プレ試験はかなり細かいところが問われているいわゆる難問ぞろいであり、本番で仮に出題されても正答率は低くなる問題なので最悪できなくても沈むことはないからです。
あと、もうひとつ僕の感想としては、短答式の勉強は会社法にとらわれすぎると足をすくわれます。会社法は民法と同じだけの条文数があり、民法よりも条文構造がはるかに難解であるにもかかわらず、短答式試験の配点が民法の3分の1程度しかありません。はっきり言って捨てるべき科目です。僕も結局間に合わなくて論文知識だけで挑みました。
最後に個人的に短答式の勉強を意識して行ってよかったと思うのは、行政法・民訴・刑訴です。やったらやっただけ点数が伸びたという印象です。

短答式試験は前述のようにいつ合格ラインが跳ね上がってもおかしくない状況です。来年度受験予定の方でまだ短答式試験の勉強に着手していない方は(よほど得意な方でない限り)今すぐ始めましょう。
以上で今日は終わります。
 
  1. 2013/10/05(土) 14:39:02|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

司法試験1日目反省<続き>

どうもこんばんはSです。

今日は先日の続きの1日目の公法系終了まで述べたいと思います。


まず、憲法からです。
憲法は読んでいるとき全く見たことないというようなものではなく、なんとなく見たことあるけどどう処理しようかなぁと思いました。
また、問題とる処分が2つあるし時間配分には気を付けようとも思いました。
内容面については、処分1は集会の自由の侵害と構成し法令違憲と適用違憲(用語としてあっているか未だによくわかりませんが)を4対6くらいの割合で書いて
処分2についても集会の自由と構成しました。
処分1について、立法事実は特に問題文中にありませんでしたが、一応触れておこうか、というあまりよくない理由ですが書きました。
処分2について、僕は昭和女子大事件を思い浮かべ、学校の裁量の話に持っていきました。
人権選択については、昭和女子大が確か、政治的表現の問題だったかなぁと思って、今回も同様21条(集会の自由)にしようと思った記憶があります。

処分1については、ほぼ立法事実がないことから適用違憲メインで書くべきでした。
処分2については、先日Tさんが出題趣旨について書かれたときに述べているように人権選択としては21条、23条、また14条でもよかったっポイですが、
一番適切なのはやはり23条なのでしょう。思い浮かべるべき判例をミスりました(本来は東大ポポロ事件を思い浮かべるべきでした)。

<憲法の反省点>
憲法については人権選択は結構重要ですが間違えてもあとが説得的であれば、なかなかいい点数が取れる例も見られます。
とはいえ、ここで間違うと本来試験委員が書いてほしい人権を外してしまうと痛いことには変わりないと思います。
そこで、人権選択を間違えないためにも、試験問題と似ている判例は何かということを見極める力を3倍速、答練を通じて
付けていきたいと思います。
また、それと同時に判例の射程を見極める術も身に着けていきたいと思います。


次に、行政法です。
行政法は憲法とは異なり、今までに見たことがないでした(テーマとしては処分性と本案上の主張の組み立て、というように以前とあまり変わらないかもしれませんが…)。
しかも、法律もあまり読んだことがない部類のものでした。
なので、僕は問題文を読み、問題文が言っている意味を掴むのに大分時間がかかりました。
僕はいつも30分答案構成の時間後の90分は書くというスタイルだったのですが、初めてこのスタイルを崩してしまいました。
一応危機管理として40分答案構成してもまとまらない場合は書き始めようと考えていました。
これは、僕が答案を5枚以上書くのに費やす時間から逆算したところ、80分は必要だなと考えていたからです。
行政法では、この自分が設定した構成時間リミットである40分になった初めての科目でした。
模試答練通じて40分答案構成に時間を費やしたことがなかった僕は結構焦りました。
答案構成がまだできていなかったのですが、リミットに達していたので書き出すほかありませんでした。
答案構成ができていない段階で書き始めたことから、本試験時に僕が答案構成用紙に残した構成は[設問1]に関することだけでした。
なので、[設問2]において僕が何を書いたのかはほとんど覚えていません(汗)。
[設問2]については問題文を読み誘導で書いてくださいと書かれていることを絶対に漏らさないようにするのが精いっぱいでした。
本当に時間がなく何とか5枚書いたというだけの答案になってしまったと思います。

<行政法の反省点>
新司法試験型の問題(問題文が長めで、誘導が付いており、個別法を解釈させるタイプの問題)を多くこなすことが一番かなと思いました。
現に、友達等も内容で出題趣旨とほとんど関係ないことを書いているが、誘導をチャント落とさず拾っていることから結構いい点数で受かった人もいますし…。
やはり答練を地道に受けていくしかないなと思います…その意味ではLECの答練は回数がおおいのでよかったと思います。


≪1日目の反省点≫
以上、憲法と行政法の反省点を述べてきたわけですが、公法系としては約88点でした。
悪い点数です。僕的には行政法が答案構成をほとんどせずに見切り発車してしまったので、かなり悪く、30点台だったのではないかと思っています。
憲法については、反省点を述べましたが、一応それなりに、理論理論せずに、具体的な事情を解決するという姿勢を見せれたと思っているので、行政法よりは
点が取れていると思っています。
これが逆だったらヤバ過ぎます。もっとも、それはたぶんないでしょう。それくらい行政法は答案構成ができず、行き当たり場足りで書いてしまった答案なので…。
本番終わった後の手ごたえと、帰ってきた点数のギャップは僕的にはあまりありませんでした。
経済法はやらかしたことがわかっていたのであのくらいかもっと低いと思っていましたし、行政法は上述のような混乱ぶりなので点が低くなることは覚悟していました。

1日目は電車の遅延に始まり、経済法の大ミス、行政法の答案構成が終わらないという、本試験ならではの出来事が一気に押し寄せた感があリました。
しかし、このようなことがあったのだから、あとはいいこと続きだろう、民事系と刑事系で絶対巻き返してやるという強い気持ちを持つようにしました。
こうでも思っていないとやっていられませんでした。

そんなこんなで1日目は終了しました。2日目以降については後日書かせていただこうと思います。
有益な情報をお伝えできず申し訳ありません、しかし、1人不合格受験生の本試験体験記として反面教師にしていただければと思います。

それでは!!
  1. 2013/10/03(木) 22:09:16|
  2. 司法試験
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

10月になりましたね

こんばんわ、M2です。
8月から二ヶ月ほど日吉校の支店長をやらせていただいておりますが、
少し疲れが出まして昨日は食あたりになり、ひどい目にあいました 笑 
昨日ブログを更新するつもりだったのですが、結局できず、
異動したNさんが遠くはなれた神戸の地からブログを書いてくれました。

今日も私は短答式試験について書きたいと思います。
とはいうものの、予備論文試験の結果発表前なので、あんまり頭も働かないので
くだらないこと書いちゃいます。
私が過去問を全問検討した中で一番笑った問題を紹介したいと思います。

平成20年度刑事系第2問(刑法)です。

次の1から5までの各記述のうち,正しいものはどれか。
1. 甲は,自己が経営する書店においてわいせつ図画である写真誌を販売するに当たり,当該写真誌をビニールで包装して,わいせつ性のない表紙だけが閲覧できるようにして陳列していた。この場合,甲には,わいせつ図画販売目的所持罪は成立しない。
2. 甲は,人通りの多い道路上で,自己の陰部を露出させたが,偶然にも,通行人はだれもそれに気付かなかった。この場合,甲には,公然わいせつ罪は成立しない。
3. 書籍の通信販売業を営んでいた甲は,日本語で書かれたわいせつ文書である小説を,外国語で書かれているかのように装って複数の外国人に販売したが,これを購入した顧客はいずれも日本語の読解能力に乏しかったため,その小説の内容を理解することができなかった。この場合,甲には,わいせつ文書販売罪は成立しない。
4. 甲は,友人の乙が誕生日を迎えることを知り,わいせつ図画であるDVD1枚を購入した上,これをお祝いとして乙にプレゼントした。この場合,甲には,わいせつ図画頒布罪は成立しない。
5. 甲は,公園内において,多くの人が見ている前で,乙に対し,その衣服全部をはぎ取るなどして強いてわいせつな行為をした。この場合,甲には,強制わいせつ罪が成立するが,公然わいせつ罪は成立しない。


各肢で変態甲が登場しますが
ポイントは、肢2と4かと思います。

肢2  たぶん甲は男性のイメージだと思うのですが、「通行人はだれもそれに気付かなかった」って、これはあんまりな話だと思いました。
「公然」とは不特定多数人が認識しうる状態を意味しますから、甲に公然わいせつ罪が成立することに疑いないです。でも、自己の陰部を出したにもかかわらず誰にも気付かれなかった甲の精神状態はズタズタかと思うのです。けっして甲の肩を持つつもりもありませんし、誰も甲の陰部を見る羽目にならずにすんだので状況としては被害は最小限だと思うのですが…でも、甲は完全にピエロです。   肢2は×です。

肢4  こんな友人関係、最悪だと思いました 笑
    なお、「領布」とは不特定多数人に交付することをいうので、特定の友人に交付することは領布にあたらず、領布罪は成立しないため、○です。

正解は4となります。

でも、問題全体は、保護法益や定義から答えを導かせる肢で構成されているので良い問題なんですよねー


季節が変わり、秋からの答練などが始まる季節となりました。
司法試験を目指す方も予備試験を目指す方もここから5月まで忙しくなっていくことと思います。
季節の変わり目でもありますが、ぜひ体調に気をつけて勉強のペースをあげていってくださいね!

それでは失礼します。



  1. 2013/10/02(水) 18:58:14|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

ロースクール既習コース合格後入学前の勉強

Nです。そろそろ私立大学のロースクールの受験発表が一通り終わる頃だと思うので(まだ終わってないところもあると思いますがすいません!)、ロースクール合格後入学までにやっておきたい勉強をご紹介します。
僕は、慶応ロースクールに合格後、入学までははっきりいって遊びまわっていて、勉強は一分もしませんでした。実際にも僕のような生活をするロースクール入学者が多数派だとは思います。
もっとも、私大のロー合格発表から入学までは約半年という比較的長い期間があり、この期間はかなりまとまった勉強ができる時間であるといえます。
そこで、ロースクール入試を乗り越えてまだ物足りないという稀有な方のために、ロー入学までにやっておいた方がよいことを今回はご紹介したいと思います。前置きが長くなりましたが以下、列挙します

①新司法試験の過去問を実際に解いてみる
ロー入学前に一度、目指すべき新司法試験の論文問題を一度解いてみることをオススメします。資格試験の勉強はまず、「ゴールを知る」「敵を知る」ことがスタートだからです。
特に難しいといわれる年度(H22.23あたり)がオススメです。ロースクール入試の論文問題との差に愕然とし、危機感が出て、勉強がしたくなると思います(笑)

②百選を読む
司法試験の合格者にはさまざまな勉強をして合格した方がおり、司法試験合格に決定的な勉強法や教材があるわけではありません。ただ、合格者の話を聞くと、最後まで各科目百選を読み込んでいた人が多いように思います。
それゆえ、百選は司法試験の直前まで付き合っていく教材になることが多いので今のうちに一通りは読んでおきましょう。
特に僕は、予備校の講座べったりで学部時代に勉強していたので、科目によっては百選を読んだことがないものもありました。それゆえロースクールに入ってから一から読まざるを得ない科目があり結構苦労したので、このようなアドバイスをさせて頂きます。

③予備校の講座の利用
これは宣伝になってしまって恐縮ですが、僕が考える一番のロー入学までの勉強はLECの工藤北斗講師の講座「3倍速インプット講座」の受講です。
僕は新司法試験受験にいたるまで同講座を利用したことはなかったのですが、受験後LECでアルバイトするに当たり、視聴しました。
同講座は、実際に新司法試験に上位合格した工藤講師が行う講座なので、内容もさることながら(新司法試験の合格に直結する内容)、講義を通じて「ロースクールに入ってどのような勉強すべきか」というある種のイメージを提示してくれるので大変勉強になると思います。少しロー入学前の学生には難しい部分もあると思いますが、授業についていければ、他のロー入学者とかなりの差をつけることが出来るでしょう。
また、一科目から取ることができ、一科目の値段も1万円後半~3万円ぐらいなので、気軽に取れる点も魅力です。

自分のロースクール合格後、入学までを振り返ってみて、以上のような勉強が僕は一番良いのではないかと思っています。ロースクール入学後は、大半の人は必死で勉強するのでそれまでについた学力差はなかなか埋まらないのが現状です。

ロー合格後にまだ余力がある人は、是非みんなが遊ぶこの時期を利用してスタートダッシュをきってみましょう。

ただ勉強しすぎると、ロー入学後にバテてしまってスタートダッシュした意味がなくなってしまうので、ほどほどにやりましょう笑

今日は以上で終わります。
  1. 2013/10/01(火) 21:56:27|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

プロフィール

lecsbe

Author:lecsbe
LEC渋谷駅前本校

渋谷区道玄坂
渋東シネタワー10階

TEL 03-3464-5001

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (317)
初めての渋谷駅前本校 (2)
必見イベント! (12)
ロースクール入試 (1)
講座案内 (5)
司法試験 (12)
司法修習 (2)
予備試験 (0)
公務員 (80)
渋谷駅前事務局 by T本 (13)
行政書士 (9)
弁理士 (8)
司法書士 (3)
Youtube動画 (1)
予備試験・司法試験・法科大学院 (2)
公認会計士 (1)
社会保険労務士 (3)
宅建士 (0)

FC2カウンター

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。