資格の総合スクール [LEC渋谷駅前本校] スタッフ&合格者ブログ

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裏ルートに込められた想い

こんばんわ,M2です。Nさんが刑法の勉強方法を書いてくれたので、今回は刑法の短答式問題について考えてみたいと思います。

みなさんは、次の問題をどのように解かれますか?

〔新司法試験平成18年度刑事系第4問〕
  次の【記述】中のアないしウの《 》内に後記の【見解】ⅠないしⅢから適切なものを,また,同【記 述】中の①から⑤までの( )内に後記の【語句群】から適切な語句を,それぞれ入れた場合,《 》及び ( )内に入るものの組合せとして正しいものは,後記1から5までのうちどれか。
【記 述】
  「刑法第65条第1項及び第2項の解釈について,共犯の従属性を徹底する立場から,《ア》がある  が,これに対しては,(①)という批判がある。また,『違法の連帯性,責任の個別性』という原則を強 調する立場から,《イ》があるが,これに対しては,(②)という批判がある。さらに,法文の文理に忠 実に解釈をする立場から,《ウ》があり,これが判例の考え方であるが,これに対しては,(③)という 批判がある。『賭博の非常習者である甲が,常習者である乙と共同して賭博を実行した。』という事例の 甲の罪責を検討すると,《ウ》からは,(④)という結論になるのに対し,《ア》からは,(⑤)という 結論になる。《イ》からは,常習賭博罪という身分犯の性格をどのように考えるかによって結論が変わる ことになる。」
【見 解】
Ⅰ. 「同条第1項は真正身分犯についての規定であり,同条第2項は不真正身分犯についての規定である。」とする見解
Ⅱ. 「同条第1項は身分が違法性に関係する場合についての規定であり,同条第2項は身分が責任に関係する場合についての規定である。」とする見解
Ⅲ. 「同条第1項は真正身分犯・不真正身分犯を通じて共犯の成立についての規定であり,同条第2項は不真正身分犯の科刑についての規定である。」とする見解
【語句群】a. 違法身分と責任身分を区別することは困難であり,また,違法身分と責任身分が混合している身分犯もある
b. 真正身分犯が身分を連帯的に作用させ,不真正身分犯が身分を個別的に作用させることの実質的根拠を明らかにしていない
c. 犯罪の成立と科刑が分離されることになる
d. 単純賭博罪の共同正犯が成立し,科刑も単純賭博罪の刑による
e. 常習賭博罪の共同正犯が成立し,科刑も常習賭博罪の刑による
f. 常習賭博罪の共同正犯が成立し,科刑は単純賭博罪の刑による
1. アⅠ-②c⑤d   2. アⅢ-①c④e   3. イⅡ-①b⑤f   
4. イⅢ-③b④f   5. ウⅠ-②a④d
(参照条文)刑法
第65条 犯人の身分によって構成すべき犯罪行為に加功したときは,身分のない者であっても,共犯とする。
2  身分によって特に刑の軽重があるときは,身分のない者には通常の刑を科する。


 文章の頭から順に空欄を埋めていくのが正攻法かと思います。入門講座などでしっかり勉強した方ならばそれも苦ではないかと思います。
 ただ、学説と判例、どちらが知識として重要かといわれたら判例ですよね。そこで、空欄を埋めるのも判例優先でやってみたいと思います。

 判例に関する記述を含むのは問題文中盤です。抜粋しますね。
「法文の文理に忠実に解釈をする立場から,《ウ》があり,これが判例の考え方であるが,これに対しては,(③)という批判がある。『賭博の非常習者である甲が,常習者である乙と共同して賭博を実行した。』という事例の甲の罪責を検討すると,《ウ》からは,(④)という結論になる」

まず,《ウ》に入るものは,【見解】から選択すべきところ,判例は,Ⅰです。
 →アⅠを含む肢1が消去される
次に,③には判例の見解に対する批判が入るところ【語句群】のうち批判らしいものはa~cであり,③にはbが入ります。 →①bを含む肢3が消去される
最後に,④には判例の見解からの結論が入るところ【語句群】のうち結論らしいものは,d~fであり,④にはdが入ります。
 →④eを含む肢2及び④fを含む肢4が消去される
⇒正解は肢5となります

普通,選択肢が5つくらい並んでいる問題では判例に照らして正しいものとかを選ぶので,判例が重要なことはいうまでもありませんよね。でも,空欄補充問題(今では少なくなりましたが…)においても,判例知識が威力を発揮する場合が多いです。判例から解くと楽に肢が絞れる問題も多いです。
だから、本試験問題では、重要な知識(や空欄)を見つけ出して、その部分に解答するということが問われているような気がします。

このような裏ルートには、「せめてこれだけは押さえておいてよ」という出題者の想いがこめられているような気がしました(そういう意味では表ルートなのかもしれません…)。

やや、都市伝説的な話になってしまい恐縮ですが、短答式問題の勉強は単調になりがちなので、ご自分で重要なポイントを探りながら勉強されると気分転換になるかなあと思います。
暑くなってきましたががんばりましょうねー

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  1. 2013/07/31(水) 02:25:31|
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新司法試験に向けた刑法の勉強法

こんにちは。Nです。

今日は刑法の勉強の素材について書きたいと思います。

刑事系、特に刑法は苦手という人が結構いますが、「やれば必ず伸びる科目」と思ってもらって間違いないです。

それは①民事系と比べて論点が圧倒的に少ないこと、②処理のパターンが固定化していること、の二点が理由です。一番努力が反映される科目であると思ってもらってもいいぐらいです。

そんな刑法の勉強素材について。やはり一番は重要判例の調査官解説です。刑事系は調査官解説なくして新司法試験に対応できる深い理解というのはありえないと言い切ってもいいくらいです。ロースクールで学ぶ判例や、問題集に掲載されている判例を逐一調べて調査官解説を読破しましょう。

次に、問題演習。刑法の問題を解くに当たっては問題抽出能力を鍛えるのが必須です。刑事系は民事系と異なり短文で論文を詰め込むことができ、問われている論点にどれだけ多く答えられたかで点数が決まってくるといっても過言ではありません。

そして最後に各論の構成要件要素の理解です。これは論点だけに固執しては失敗します。論点ではなくても、各構成要件要素の定義、意義、典型事例を正確に暗記して、個別の事案に当てはめるという地味な作業が必要になります。

では、この3つ(調査官解説、問題演習、各論構成要件要素の理解)が効率的に出来る教材は何か。

私は、ここで、「刑法事例演習教材」(井田良ら著)をお勧めしたいと思います。難易度や問題文の事実の量がまさに新司法試験向きの演習書といえます。ただ、この本を漫然と答案構成して、解説を読んで・・・と勉強してもあまり身にはなりません。

私がもっともお勧めする刑法事例演習教材の勉強法は、ずばり、「核問題の完全解を作る」ということです。完全解については、刑法各論の基本書(各構成要件要素の確認。山口厚教授の基本書がお勧めです)や、問題ごとに参考にされた判例の調査官解説(問題の解説ごとに参考判例の年号が載っているので、その調査官解説を読みましょう。)を駆使して一問一問じっくりやることがお勧めです。これをきちんとやって完全解をパソコンで作成すると、一問5時間以上かかります。かなり時間のかかる作業ですが僕はこの本のおかげで刑法がだいぶましになりました。

ただ、この本は事例問題が40問掲載されており、全問題を自分で完全解を作るのは200時間以上かかることになってしまい、過大な負担といえます。

そこで、僕は、ロースクールで5人のゼミを組み、一人8問担当で作成し、最後に全員の完全解を共有するという作戦をとりました。具体的には春休み二ヶ月の間に週末1問を提出×8週間で仕上げました。これだと一週間に5,6時間かけるだけで、春休みが終われば全問題の完全解がそろうということになります。

そして、みんなの完全解をもらったら、ひたすら答案構成→完全解を見て復習・論パ化を繰り返しました。

この勉強法でだいぶ刑法の実力がつくと思います。

まだ新司法試験まで時間のあるロースクール二年生などはこの夏休みを利用してぜひ試してみられてはいかがでしょうか。

以上で今日のブログを終わります。
  1. 2013/07/30(火) 18:09:10|
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講演会参加体験記

どうも、こんにちは。Sです。
今日は先日僕がご紹介した弁護士先生の講演会参加体験記について書きたいと思います。


先週の土曜日、僕は勤務時間中でしたが、優しい支店長に無理言って講演会に参加させていただきました。

先生は以前紹介したように、弁護士→消費者庁課長補佐→訟務検事(正式には部付検事というらしいです)と2回も転職しておられる方です。

どうやって弁護士からこのような道へ行けるの??スカウトとかあるの??という疑問を持つかもしてません。
先生が転職の際によく見ていたのは日弁連のHPだそうです(ひまわり求人求職ナビ)。
その際には、HP上での募集→応募→面接→採用という流れをたどるとのことでした。
先生は務めていた事務所が公的機関の弁護を担当したりしていたことから、公務員の内部の事情等が知りたくなって転職を考えていたそうです。
そんな折に、先生が大学院時代(ローではなく研究する方の大学院です)に研究していた、消費者問題に関する仕事ができる転職先(消費者庁)
の募集がかかっていたことから応募したそうです。
ちなみに、訟務検事に転職したのは、裁判をやりたいという気持ちが強くなったからだそうです(この時の応募は10人くらいで、2人の採用だったようです)。
転職の応募をしてすべて通ってしまう先生はすごいです…すごすぎます(汗)。
もっとも、先生的には転職にはポイントがあり、そのポイントは上記サイトを定期的にチェックしておくこと、自分が興味があることについての勉強等を欠かさないことだそうです。
確かに、先生が転職された公務員は先生が今までされてきた仕事や勉強に関連しているなぁと思いました。
消費者庁は、学生時代の研究テーマ。訟務検事は国の代理人をするという仕事の特徴からして、弁護士時代の事務所(公的機関の民事事件の弁護を担当したりする事務所)
あと、弁護士→公務員という異なった仕事をしてきたということから、様々な経験を有しているということもあったのかなと。
現在、世の中では、法曹界では就職難が言われていますが、先生のように自分が今まで行ってきたこと、興味があること等を生かして就職活動をすればいいのだなぁと思いました。
もっとも、努力は欠かさないことが前提となりますが…(この点がやはりわかっていても大変ですよね)。


転職についての話の他に、先生が今まで経験した仕事の特徴や裏話についても講演会では聞かせていただきました。
検事になりたい僕にとってこっちの話の方が興味がありました。
そもそも、訟務検事は法務省とかの訟務部とかの所属なのかと思っていたところ、先生の名刺をみると東京法務局訟務部部付 名前 という感じの名刺をいただきました。
特に、先生が現在勤めている東京法務局訟務部の構成で、いわゆる訟務検事は部付といわれ、部付は全種類の事件(入国管理関係・租税訴訟・国賠・情報公開等)
を担当しているということは全く知らなかったのでとても驚きました。
また、国の代理人としては、なんでもかんでも勝たないといけないのかと先生の話を聞くまで思っていましたが、「勝つべきときは、きっちり勝ち、負けるべきときは、負けるべきとところで正しく負ける。」
という言い伝えがあるらしく、訟務検事に対して今まで抱いていた印象が変わりました。
国の代理人として、国益を考えて、更には国賠訴訟等では苦しんでいる国民に対してきっちり賠償をするという感じなのでしょうか(僕的にはこの言い伝えはこのように読み取れました)。



以上のように、まとまりがない講演会体験記になってしまいました。
僕が今回の講演会に参加していえることは、実務家の方の講演会へは是非参加すべきということです。
自分の勉強のモチベーションになりますし、将来の自分の就職の参考等にもなるからです。
本当に様々参考になることがありました。
とにかく皆さんも、お時間があれば、様々な機会に開催されている実務家の講演会に参加してみるとよいでしょう。
書ききれないことがまだまだあり残念ですが、今日はこの辺で、ではまた…!
  1. 2013/07/29(月) 19:44:15|
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判例百選巡り開始!! レペタ事件

レペタさんと支店長
こんにちはブログチームです。今日からこのブログで不定期に、判例百選めぐりをしようと思います。なかなか難しいかもしれませんが、できるだけ写真や現場めぐりをして、面白おかしくもまじめに判例の紹介をしていこうと思います。

最大判平成元年3月8日・憲法判例百選Ⅰ№79(レペタ訴訟)
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/js_20100319120600778485.pdf(全文から)
<以下要約文(最高裁HPより抜粋)>
 一 憲法八二条一項は、法廷で傍聴人がメモを取ることを権利として保障しているものではない。

二 法廷で傍聴人がメモを取ることは、その見聞する裁判を認識記憶するためにされるものである限り、憲法二一条一項の精神に照らし尊重に値し、故なく妨げられてはならない。

三 法廷でメモを取ることを司法記者クラブ所属の報道機関の記者に対してのみ許可し、一般傍聴人に対して禁止する裁判長の措置は、憲法一四条一項に違反しない。

<以下コメント>
この事件は、レペタさんが、日本の裁判制度を研究するために裁判所の傍聴席でメモを取りながら傍聴していたところ、裁判長にメモを取ることを禁止されたため、国家賠償請求訴訟を提起したものです。 

 試験によく出るポイントを整理しますね。
①憲法82条1項は、法廷で傍聴人がメモを取ることを権利として保障しているか?
最高裁は、82条1項は裁判の公開を制度として保障するものであり、国民個人に傍聴する権利を認めるものではなく、したがって傍聴する際にメモを取る権利を認めるものではない旨判示しました。

②法廷で傍聴人がメモを取ることは憲法21条1項で保障されるか?
最高裁は、情報を摂取する自由は憲法21条1項で保障されるが、メモをとることは(情報を摂取する自由そのものとは異なるため)、憲法21条1項の規定の精神に照らして尊重されると判示しました。
したがって、メモを取る自由は、保障されるのではなく、尊重されるにとどまるため、保障される場合に比べて、制約が認められやすくなると捉えることになると思われます。なお、この手法は、博多駅事件決定でも使用されており、「報道の自由」と「報道のための取材の自由」とが区別されています。

③法廷でメモを取ることを司法記者クラブ所属の報道機関の記者に対してのみ許可し、一般傍聴人に対して禁止する裁判長の措置は、憲法14条1項に違反しないか?
最高裁は、報道の自由の重要性・公共性から、合理的な区別であり憲法14条1項に反しないと判示しました。

そして、余談ですが、この事件後、内部通達によって法廷において傍聴人がメモを取ることは基本的に認められるようになりました。今回は、これでおしまいです。次回もお楽しみに!!

ちなみに写真は、レペタさんと渋谷支店長です。レペタさんイケメンでしょ?
  1. 2013/07/28(日) 21:54:47|
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新司法試験受験に向けた行政法の教材

こんにちは。Nです。

今日は行政法の勉強の素材について書きたいと思います。

行政法は判例至上主義的なところがあるので少し特殊といえば特殊な科目です。しかも理論的にあまり詰められていない科目なので、分野によっては判例を丸暗記する他ないものもあります。

その中でどの基本書・判例集を使ってどういう勉強をすればよいのか。どの問題集をどう使えばいいのか。といったことを今から少し書きたいと思います。

まず、基本書について。行政法ⅠⅡあわせてよくまとまってると思う教科書はやはり桜井橋本教授の行政法です(黄色い本)。これはかなり有名な本なので使っている人も多いでしょう。ただ、なにぶん行間が多い教科書なので判例を参照しつつ慎重に読み進めていくことが必要とされます。
次にオススメなのは、新司法試験の「行政法Ⅱ現代行政救済論」です。大橋先生の処分権主義・原告適格・訴えの利益等の行政法Ⅱのメインテーマは細かい部分を捨象してうまく書かれているのでイメージがつかみやすくかなりオススメです。しかも試験委員の人の本なので、同本をネタにしたのではないかと思われる問題が新司法試験で散見されます。
処分権主義・原告適格はもちろんのこと、そろそろメインで出そうな訴えの利益論・判決の効力(行訴法各論パート)は要チェックです。

ちなみに大橋先生の行政法Ⅰは、行政法Ⅰの理論・判例解説というよりは、個別法解釈べったりなのでかなり癖が強いです。好きな人にはオススメです。

次に判例集。これのオススメは、橋本教授の行政判例ノート、ケースブック(CB)、行政判例百選、の三つです。ちなみに収録判例が八割方かぶっているのでどれで勉強してもいいんですが、オススメは行政判例ノートを主軸にしつつ、CBの章末問題をやる、百選の解説だけ読むといったやり方です。CBを初学の段階から読むと判旨が長すぎてどこが重要なのかつかみづらくなります。また、百選では逆に判旨が短すぎるものがあり、誤った判例の理解をしてしまう危険性があります。
それゆえ、はじめは行政判例ノートを回しつつ、足りない部分をCB(特に章末問題)、百選解説で補うというのが理想的であると感じています。

最後に問題集ですが、著名な問題集は、事例研究、事案解析の作法、ロースクール演習行政法でしょうか。個人的には、事例研究が一番お勧めです。載っている個別法の量が多く、個別法解析の練習を多く積むことができるからです。次に事案解析の作法でしょうか。これは章によってはやや細かいテーマもありますが、有名判例知識の使いどころを習得するには重宝すると思います。

ロースクール演習は余力があればといったところです。事例研究・事案解析の作法に比べれば個別法が少ないので、行政法の感覚を養いづらい可能性があります。もっとも重要論点の解説は充実しているので読み物として読むのはありかと思います。

以上で今回は終わります。
  1. 2013/07/27(土) 17:58:53|
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最高裁が弁論を開く意味②

本日も引き続き村田が担当します!

さて、昨日の「特別な定め」の答えですが、民事訴訟法319条です。同条は、
「上告裁判所は、上告状、上告理由書、答弁書その他の書類により、上告を理由がないと認めるときは、口頭弁論を経ないで、判決で、上告を棄却することができる。」
とされています。つまり、上告棄却の判決を出す場合には口頭弁論を開く必要がないということです。
なので、上告した後に口頭弁論を開かずに判決期日を指定されたときは、その上告は棄却されることが予測できるのです。

ここで注意すべきなのは、口頭弁論を開く必要がない場合は「上告を理由がないと認める場合」に限られるということです。逆に言えば、「上告に理由がある」つまり控訴審の判決を破棄する可能性がある場合には、口頭弁論を開かなければならないということです。
ここに、最高裁が口頭弁論を開くことが注目される理由があるのです。すなわち、口頭弁論が開かれると控訴審の判決がひっくり返る可能性があるということなのです。
とりわけ、違憲の主張に対して控訴審が合憲判決を出した事件で最高裁が弁論を開くと、「違憲判決が出るんじゃないか」という期待が集まるわけです。

テキストなどを読むと論点とか判例に目が行きがちですが、今回扱った319条のような条文プロパーの知識についても確認しておくことが試験対策(特に短答式試験)では重要です。
基本中の基本ですが、テキストを読む際には実際の条文を傍らにおいて逐一確認することを強くお勧めします。

それではまた。
  1. 2013/07/26(金) 12:37:44|
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最高裁が弁論を開く意味①

本日は、村田が担当します!
先日、婚外子の相続分をめぐる事件で最高裁で口頭弁論が開かれたことが話題になっていましたね。
そこで、今回は最高裁が口頭弁論を開く意味について書きたいと思います!
(もしかしたら択一に出るかも・・・?)

先日の事件は特別抗告がされた事件のようですが、ここでは判決に対して上告された場合を考えます。
民事訴訟法87条1項によれば、「当事者は、訴訟について、裁判所において口頭弁論をしなければならない。」とされています。
同項の但書で、決定で完結すべき事件については裁判所が口頭弁論をすべきかを決められるという規定がありますが、判決を出す場合には
原則として口頭弁論をしなければならないということになります。
ただし、87条3項で「前2項の規定は、特別の定めがある場合には、適用しない。」とあります。
要は「特別の定め」があれば、口頭弁論を開かないでも判決を下すことができるのです。
では、上告審における「特別の定め」は民事訴訟法のどこにあるでしょうか?
答えは明日!

  1. 2013/07/25(木) 19:58:43|
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憲法の基本書紹介

こんにちは、Tです。今日は法科大学院から離れて憲法の基本書などについて書いていこうと思います。

正直言って、新司法試験の論文試験において憲法の基本書は不要です。ただし、択一試験を突破するためには全体の体系的な知識が必要となります。特に、平成25年新司法試験短答式試験では判例の知識のみならず、理論面も聞かれました。このような体系的な理論面を習得するためには、基本書を用いるのが一番だと思います。以下私が使った基本書を紹介しようと思います。

<基本書>
・佐藤幸治 「日本国憲法論」(成文堂)
 知識量ではトップクラス。俗に言う4人本は2分冊なのに対し、1冊にまとまっているのがいい。特に統治はすさまじい量になっている。また、基本的に判例と離れた考えもとらないため、新司法試験に向けた基本書としておすすめです。
・内野正幸 「憲法解釈の論点」(日本評論社)
 こちらは択一用というより、憲法の考え方や重要部分の考え方を学んで、論文に生かそうという観点から読む本です。ただ、すぐにまわせるので辞書的な本の内容を書き写したりして、最終確認用に作り変えても良いと思います。
・芦辺信喜 「憲法」(岩波書店)
 いわずと知れた名著。ロー生の9割は読んでいる。ただし、私はほぼ読んでません。一応3版なら持っていますという程度。私はほぼ読んでません。

<演習書>
・木村草太 「憲法の急所 権理論を組み立てる」(羽鳥書店)
 神。わかり易い上に、解答例もついているので、自主ゼミでも回しやすい。ただし、たまーに難しい理論や、学術的な言及があるので、そこは注意が必要(財産権とか)。
・安念潤司 「法学教室連載」(有斐閣)
 若干古くなってしまった感もあるものの、考え方としてはいまだ使えるものですので、といて損は無いと思います。
 解説での表現も面白いので、読んでいて楽しいと思います。

<判例集>
・高橋和之他 「憲法判例百選Ⅰ、Ⅱ」(有斐閣)
 択一でいい点を取るには必要です。ただし、解説は玉石混合ですので、読んだ方がいいものを先輩等に聞いて参 考にすると良いと思います。
・矢島純一 「短答コンプリートマスター付属判例集」
 LECの関係者だから薦めるのではなく、本当に使えるものですので、ぜひ講座をとって頂いて、手に入れてださい。この判例集だけで、短答の過去問などは9割以上が取れます。内容としては、既存の判例の中から矢島講師が厳選した判例について、講師自身のコメント付となっています。このコメントも本当に役立ちます。ただし、講座をとらないと手に入らないので、注意してください。

 自分が使ったのは以上です。あと、総論的なのですが、情報の集約を図ったほうが良いと思います。試験本番に持っていく量も少なくて済むし、効率もいいので、お奨めです。では、勉強がんばってください!!
  1. 2013/07/24(水) 17:35:26|
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司法試験過去問から攻める

 司法試験受験生の方も予備試験受験生の方も今が一番勉強に身の入らない時期だと思います。
私,M2もこの後どうしようかなーと思いながら,渋谷校の下にあるうまいドーナツ屋で仕事の合間,だらだらしています。
 
 今日は,新司法試験の短答式過去問をきっちりポイント抑えて勉強することが予備短答式対策になるという具体例を紹介させていただきます。まあ,よく言われますよね。
例えば,今年の予備試験の問題には,新司法試験の短答式過去問とそっくりなのがありました。
まずは,新司法試験の過去問を。

〔新司法試験平成21年度刑事系第29問〕
  次のアからカまでの各記述は,第一審の公判期日における手続であるが,そのうち冒頭手続において行われる ものを選び出した上,その進行順序に従って並べた場合,正しいものは,後記1から8までのうちどれか。
 ア. 裁判長が,被告人及び弁護人に対し,被告事件について陳述する機会を与える。
 イ. 検察官が,起訴状を朗読する。
 ウ. 検察官が,事件の審判に必要と認めるすべての証拠の取調べを請求する。
 エ. 裁判長が,被告人に対し,その人違いでないことを確かめるに足りる事項を問う。
 オ. 裁判長が,被告人に対し,終始沈黙し,又は個々の質問に対し陳述を拒むことができる旨その他裁判所
  の規則で定める被告人の権利を保護するため必要な事項を告げる。
 カ. 検察官が,冒頭陳述を行う。
1. イエオア   2. エイオカ   3. オイアカ   4. エイオア   5. オイカウ
6. エオイア   7. オエイア   8. オエイカ

 冒頭手続は,①人定質問,②起訴状朗読,③権利告知,④罪状認否の順でなされます(自分は「テイキケンニン(定期,検認)」で覚えました)。対応する肢は,順にエ,イ,オ,アです。
したがって,正解は4ですよね。
なお,冒頭手続の後の証拠調べ手続として,カ,ウが順になされます。

 以上の勉強を踏まえて,今年の予備試験の問題(この問題は司法試験とは重複していない予備特有問題です)を解いてみます。
〔予備試験平成25年度刑事系第21問〕
  刑事事件の通常の第一審公判において行われる次のアからオまでの各手続を先に行われるものから時系列に沿 って並べた場合,正しいものは,後記1から5のうちどれか。
 ア.弁護人の弁論
 イ.検察官の冒頭陳述
 ウ.人定質問
 エ.黙秘権等の告知
 オ.起訴状朗読
1.オエウイア   2.オウエアイ   3.オウアエイ   4.ウオエイア
5.ウエオイア

 先に行われる手続は冒頭手続なので,「テイキケンニン」から,ウ,オ,エ…あっ,4が正解だって比較的早く気付くことができると思います。起訴状朗読(オ)は,一番ではないんですよねー



  1. 2013/07/23(火) 18:53:49|
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「字」がきれいということ

どうも、こんばんはSです。



今日は司法試験を始めとした論文試験における「字」のきれいさです。



論文試験は大体の場合特定の事案について論点といわれるものがいくつかあって、それをうまく事案と絡めて解決できれば点が付くし、それが下手であれば点が付かないのでしょう。「字」が汚いからといって点が付かないということはないと思います。



しかし、字が汚すぎて採点者にとって読めないような字であればいくら上手に事案が解決できていたとしてもそれは無と化すのでしょう。字が汚いことによる積極的な減点は無いにせよ、字が読めないことにより得られるはずの点が入らないという事態(この意味では積極的な減点との対義語として消極的な減点といえるかも?)もあり得るということです。実際、僕が通っていたロースクールの民訴のM.I先生は試験後講評を出してくださるのですが、必ず「字」についてのことを書かれていました。



とはいえ、受験生的には難しい問題を構成し、焦って答案化するのだから汚い字になるのは仕方がないように思います。悩ましいですね(汗)。もっとも、M.I先生も汚なすぎる字、殊更小さい字を否定していただけであって、汚い字をすべて否定しているわけではなかったように思います(そこまで鬼ではなかったと思います)。

この点について、工藤先生は読める字で書いてあればよいとブログで仰っていた気がします(詳しくは、工藤先生のブログ参照)。







僕自身の話になりますが、僕の答案の字は本当に汚いです。採点者の方には本当に申し訳ないと思っています。最近、答案を書くという意味でもそうですが、日常生活においても字がきれいで損することはないな~と思うようになりました。

そこで、深夜のバラエティー番組のペン字の先生が出されている本を買って密かに字の練習を始めました。

幼稚園の時以来でしょうか。「あ」等のひらがなを何回も書くなんて(笑い)。

どのくらい字がきれいになるかわかりませんがとりあえず続けてみたいと思います。

次の回はもっと試験に役に立つことを書きたいと思います。

ではまた…。


  1. 2013/07/22(月) 19:25:10|
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新司法試験対策の民法基本書紹介

レック渋谷駅前本校のNです。
久々の更新になります。

今回は民法の基本書紹介をしたいと思います。民法は範囲が広く、各分野の基本書を読破するのは時間との関係でハードルが高いですが、それでもやはり、新司法試験との関係で読んでおいた方がよいものは存在します。そこで試験対策という観点から、今まで私が読んだ民法の基本書の中でよかったものを簡単に以下、レビューしたいと思います。

<民法総則>

・山本敬三「民法総則」
主に論文対策。今年から新司法試験委員に入った教授なので、時間があれば読んでおくことをオススメします。特に契約の意思解釈のところが分かりやすく、山本教授の問題意識が司法試験にそのまま出てもおかしくないところです。ただ、消費者契約法や法人の法律関係等、新司法試験論文との関係ではあまり重要ではないところも厚く書かれているのでその辺はとばしましょう

・佐久間毅「民法の基礎【総則】」
この本は全体的にかなり分かりやすい部類に入る基本書だと思います。特に代理のところが非常に分かりやすいのでおすすめです。ただ、新司法試験委員ではないので、基本的には山本教授の基本書で、代理のところだけ佐久間教授で勉強するのが理想だと思います。

<物権総論>

・佐久間「民法の基礎【物権】」
全体的に議論が緻密で難しい印象です。基本事項を徹底的に理解するという新司法試験出題の傾向にあっている本であるともいえますが、少し受験レベルを超えるという印象です。オススメなのは、共有、所有権、占有権のパートです。この三つは読んでおきたいところです。

<債権総論>

・潮見佳男「債権総論」
この本は一言でいうと「大作」です。映画でいう「アルマゲドン」とかそういう感じです笑
スタンスとしては、判例理論を整合的に説明するもので、受験にとても役立つ本といえますが、大作過ぎて分量が多く、全てを把握するにはかなりの時間が必要です。あと、一点注意は、この本は約700~750ページありますが、初めの200ページがかなり意味不明です(債務不履行、契約の意思解釈等)。僕はとばしました。他の部分はかなり秀逸だと思います(債権譲渡、債権者代位、詐害行為取消、弁済者代位、保証等)。時間が許せばぜひ読みましょう!

・中田裕康「債権総論」
この本は、全分野そつなくまとまっている印象です。特に債務不履行等の契約の総論部分は、潮見教授のそれより分かりやすく必見です。実際に平成24年度の新司法試験で中田先生がピックアップしている論点が大々的に聞かれました。


<債権各論>

・山本敬三「債権各論」
主に13種類の典型契約の内容を取り扱った基本書です。個人的にはこの本はかなりオススメです。今年新司法試験委員に入った教授の典型契約の基本書だけあって、今年の新司法試験でも実際にこの本でピックアップしているところが出題されました。800ページという大作ですが、要件事実の表が40パーセントぐらいを占めているので、その辺はどんどん飛ばして読むことができ、意外とすぐに通読できます。オススメパートは、契約の意思解釈(総論部分)、賃貸借です。

<事務管理・不当利得>

・潮見佳男「債権各論」

不当利得・事務管理が丁寧に書かれています。ただ、不当利得のところは、類型論に大部分を割いているので、新司法試験との関係では必要かどうかと言われると少し疑問です。判例法理の解説のところは非常に分かりやすくおすすめです。

<不法行為>

潮見佳男「不法行為法」
不法行為法の判例が数多く収録され、解説も秀逸です。ただ、名誉毀損等の憲法判例まで解説してあるので、新司法試験民法の受験勉強との関係では自分で勉強する部分の取捨選択が必要となります。使用者責任・工作物責任・監督者責任・共同不法行為あたりはこの本で潰しておきましょう。

<担保物権法>

・近江幸治「民法講義3担保物権」
抵当権の判例法理のところがよかったです。ただ、かなりの部分が執行保全法とリンクしてかかれているので、意味が分からないところも多いです。判例法理の解説の部分だけ拾うのが賢いでしょう。

・内田貴「民法3担保物権」
内田教授の本は、譲渡担保のところが分かりやすくよかったです。そろそろ新司法試験にも出そうな分野なので要チェックです


民法は範囲が膨大で、なかなかすべての分野を基本書でマスターするのは時間との関係で非現実的です。しかし、ピンポイントで、自分の苦手な分野や、評価の高い基本書の評価の高い部分だけを読んで理解を深めるのは試験との関係でも有益であると思います。

みなさん他の科目もあって大変だと思いますができる範囲でぜひ頑張ってください。
  1. 2013/07/21(日) 22:21:59|
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中央ロー入試②

こんにちは。Tです。暑い日が続きますが、お体の調子はいかがでしょうか。

今日は前回の話の続きをしたいと思います。

中央大学法科大学院入試の科目は憲法、民法、刑法、商法、民事訴訟法、刑事訴訟法の6
法となっています。このような広い範囲を完璧に書くなんて無理ですよね。そこで、どの
ような答案が入試において合格と判断されるかを書きたいと思います。

私が中央大学法科大学院を受けた年は、2010年なのでで、もうHPで過去問の掲載
を終了しています。なので、具体的に何を書いたかに言及するのはやめにします。
ただ、刑法で私文書偽造が出たことはぼんやりと覚えているような覚えていないような・
・・。偽造罪を書いていた記憶が有ります。

中央大学法科大学院の入試のポイントは、入学後に伸びそうな答案を書くということです
。知識が多少不安でも、自分で考えて書いた答案は必ず評価されます。なぜなら、そのよ
うな答案を書ける生徒こそ中央大学法科大学院で伸びると判断されるからです。

皆さん入試の際は焦ると思います。そうするとちょっとでも自分が覚えている内容にひき
つけて問題を読んで、覚えてきた論証をそのまま書くということをしがちです。
これは新司法試験の本番でもありうることです。そして、このような書き方は出題趣旨に
反しているので、点数も低い上に、自力で考えることを放棄していると読まれてしまう恐
れがあります。

もちろん暗記は大切です。しかし、ロースクールはいろいろな状況に合わせて活用できる
深い法的知識を養う場所です。しょっぱなから考えることを放棄する人は、事例に応じた
適切な解決方法を創造できない人間と見られてしまいます。
ということで、中央大学ロースクールを受験する際は、考えることを放棄しないで答案を
書いてみてはいかがでしょうか。


では、今日はこの辺で。入試まであと少しですので、勉強頑張って下さい!!
  1. 2013/07/20(土) 17:06:47|
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将来は検察官になりたい

どうも、こんにちはSです。


僕は、将来、検事になりたいことから司法試験の勉強をしています。
何故検事になりたいかというと、それは単純でドラマ(HERO等)をみてかっこいいなと思ったからです。

検事にはなりたいとはいうものの、訟務検事(国の代理人をする検事)にはなりたくないなぁと思っています。それは、国の代理人というと、多くの場合国が何かマズイことをやって国賠を提起されたというような場合がほとんどで、国民から恨まれるのは嫌だと思っているからです(被告人等にうらまれるのはいいのかという話にはなりますが…)。

しかし、仕事にはそれぞれ面白さ・やりがいがあるのだと思います。実際、早稲田のロースクールで行っていた刑事クリニックという活動(学生が弁護士の先生について、実際の弁護活動を体験させて頂く活動)へ参加したとき、僕は、刑事弁護という活動にあまりいい印象を抱いていなかったのですが、付き添って頂いた弁護士の先生の人格の素晴らしさと、刑事弁護という活動への取り組み方に触れることによって、刑事弁護も面白そうだなと思うようになりました。

僕の気が移り変わりやすいだけかもしれませんが…(汗)、実際その人に合ってお話を聞いたりすることによって、今まで気付かなかったことに気付けるかもしれません。今まで否定的な見方しかしていなかった仕事が実は自分にあっている仕事なのかもしれません。

明日、LECで、弁護士→消費者庁→現在訟務検事をされているという異色の経歴をお持ちの先生のお話を聞ける講演会(13:00~14:30)があります。LECでスタッフをしている僕にとって是と無い機会なので参加してみたいと思います。

現在、弁護士の就職難という事が叫ばれていますが、事務所に勤めるだけが弁護士ではないという事を学べると思います。私のように検事に興味がある方以外であっても現在法曹になろうと思っている方であれば、たくさん得られるものがあるはずです。



ご興味ある方は是非、明日LEC渋谷駅前本校へ!!


夜には3倍速模擬講義(民事系)もありますよ~~!!

ではまた…!
  1. 2013/07/19(金) 16:18:48|
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予備試験は苦しかった

LEC渋谷駅前本校スタッフのM2です。

予備の論文試験で試験中に特に苦しかったのは、
憲法と民事実務基礎と民法でした。

公法系は一日目の初めの科目だったこともあって、
慎重になりすぎてなかなか筆が進みませんでした。
そして、書きなれていない行政法から書いたので憲法の答案を書き始めたのが
残り時間40分弱の時点でした。なので憲法は十分な論述ができなかったのでマズイ感じ

です。

民法は、将来債権譲渡担保が基本契約として設定されていたにもかかわらず、
実際に書いた答案では、債権が将来発生するという観点からの検討はある程度できたので

すが、担保であるという観点からの検討はほとんどできませんでした。
要素が多く複雑で苦しい思いをしたテストでした。
なお、本問では、最判平21.3.27が示した譲渡禁止特約の無効を主張することができない

者の射程を少し問うていたように感じました。

民事実務基礎科目では、刑事実務基礎科目で時間を取られて十分な検討ができませんでし

た。科目間の時間配分のバランスがやっぱり重要だなあと反省しています。

でも、こういう経験ができたのも択一に何とか合格ができたからなので、
とりあえず、また、今月から来年の択一と論文に向けて少しずつ勉強を始めたいと思いま

す。

先日初めてLECの柴田先生とお話させてもらう機会がありました。
先生の講座では択一合格を大前提としたカリキュラムが組まれているとのことで、
法律科目9割以上今でも得点することが出来る先生が9割取る人の思考回路を大公開する

講義をしてくれるそうです。

以下の日程で柴田先生とサシでお話しするための個別相談会が催されますので
興味のある方は、このブログのコメント欄かメール【sbe@lec-jp.com】にてお気軽にご連

絡下さいね。

7月21日 13:30~15:30
7月22日 19:00~21:00
7月27日 15:00~16:30

(お一人様30分です)

柴田先生はたくさん良い本を出されています。私もずいぶんお世話になっています。
一度会って話してみると必ず何か得るものがあると思うので、お時間ある方はぜひどうぞ









  1. 2013/07/18(木) 20:49:30|
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はじめましてbyT

はじめまして。渋谷駅前本校のTです。予備試験を受験された方、お疲れ様でした。
まずは簡単に自己紹介をしたいと思います。私は2010年3月に都内某私立大学を卒業後、中央大学法科大学院に入学し、2012年に同法科大学院を修了しました。

ちなみに選択科目は経済法です。

私は、1度新司法試験を受験し、不合格となってしまい、今年が二回目の受験です。そのため、再受験の苦しさもよくわかります。
そこで、既に再チャレンジに向けてがんばっている方、不安なこと等がありましたら、ぜひ渋谷駅前本校までご相談にいらしてください!!
それと、経済法については勉強する上で重要である問題集がほぼない(2013年7月時点)ので、経済法に関する勉強方法などについても、ご相談をお受けしたいと思っております。

私はこのブログで、しばらく自分の受験した各法科大学院入試等、法科大学院の記事を書いていきたいと思います。

まずは自分の出身校である中央大学法科大学院について。この法科大学院は受験方式が変更となり、数年前から既修者試験の面接がなくなりました。また、今年は商法の配点が変更になった上、行政法がなくなるという受験対策上重要な変更が行われました。おっ、行政法の勉強は取っておいてもいいやという方、それは大きな間違いです。
中央ローの行政法の授業では、2年次に容赦なくE(不合格)を付けてきます。Eを取ると、夏休みに再テストを受ける事になります。皆が休みを満喫している中勉強するのは嫌ですよね?なので、今からでも勉強しておく事をオススメします。特に処分性と訴えの利益は要勉強です。主要判例(ごみ焼却場事件、新潟空港事件やもんじゅ訴訟)は押さえるようにしましょう。
さらに、行政法は新司法試験においては長文問題であって、記述量の多い科目となっているので、インプットのみではなく、論文演習も必須です。

中央大学法科大学院の入試問題は、基本的知識を正面から聞いてくることが多いので、普段からきちんと勉強していれば知識が足りないということにはならないと思います。ただし、国立を併願するというようなレベルの高い人たちもいるので、その人たちに比べて相対的に高い点を取らないといけないという点が難点といえば難点です。そうすると時間配分に注意して厚く書くべきところを厚く書くという論文技術も必要となってくると思います。焦らずに、問題がもっとも聞きたいことは何かを見極めて下さい。

ちょっと長くなったので、今日はここまでにしておきたいと思います。次回は中央大学法科大学院入試の裏話でもしようかなと思います。

夏本番になってきました。皆さん体調を崩さず、勉強に遊びにがんばってください!!
  1. 2013/07/17(水) 19:45:36|
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3倍速インプット講座(民事系)の受講後の感想

どうも、Sです。



今日は予備校の講座について話したいと思います。
僕はロースクールに通っていたのですが、2年の前期にロースクールの勉強(主に、判例を原文で1審~最高裁まで読んで授業の予習をするといったもの)をこなすことができず悩んでいました。
こなせなかった理由はいろいろあるかもしれませんが、主な理由は全体的な基礎知識が不足していたこと、根本的に読むのが遅いことにあったと思います。
そこで、僕は、初代(?)3倍速インプット講座(LEC、工藤北斗講師)を採ってみることにしました。
当時LECといえば柴田先生は有名でしたが旧司法試験のイメージが強く、他の予備校IやTほど新司法試験にシフトしていない予備校というイメージでした。
にもかかわらず、LECの講座を採ったのは、担当されている方が新司法試験に上位合格された工藤北斗講師で、更に全科目の全範囲を少ない回数で回してくれるということに魅力を感じたからです。

まぁ、他の理由として友達が薦めてくれたこと、当時の3倍速インプット講座は現在のそれより値段が安く、もし失敗したとしてもしょうがないと諦めがつくという謎の理由もありました。
工藤北斗講師は現在では司法試験界では知らない人がいないくらい有名で評判も良いですが、当時(2011年)は先生が試験に合格し講師を始められて2年経ってないくらいだったでしょうか?
このようなことから、なかなか情報がなくLECの入門講座を受けていた友達からの情報(工藤先生は柴田先生の入門講座の受講生の質問を受けるスタッフをされていたとか)だけに頼らざるを得ず講座を採るのに若干ギャンブル的要素があるという状況でした。



僕が講座を採った経緯についてダラダラ書いてもしょうがないので今日は、今週の20日(土)民事系の3倍速インプット講座の模擬講義が行われる(18:00~21:00)という事で特に民訴について書きたいと思います。





まず、工藤先生本人も講義内で仰っているのですが、民法は他の講師の方とほぼ同じ内容だったと思います。とはいえ、工藤先生はありとあらゆる本を読んでおられるので様々な教授の見解を分厚い基本書を読まずして知ることができたのはとても参考になりました。また、要件事実を絡めて説明してくださるのは要件事実と民法のスムーズな理解につながったと思います。





次に、商法についてですが、工藤先生は予備試験で手形小切手法(テコギ)が出る前から、商法総則、商行為、テコギが出て何も書けなくなるのはまずいからと、商法のすべての分野(商法総則、商行為、テコギは論文に出そうな基本的なこと)に触れてくださったのとても助かりました。あと、他の科目もそうなんですが、判例を調査官解説を下に解説してくださるのは試験にとても役立つと思います。

ロースクール内の会社法の演習の授業において、実務家の先生が判例を読むのなら実際判例がどのような事実にどのような評価を加えたかに注目して読めと仰っており、それが一番わかりやすく書いてあるのが調査官解説であるとのことでした。

何の法律科目にしろ問題となっている論点に事実を絡めて評価して事案を解決していくのですから、論点解決の参考になる判例の解説(調査官解説)が事実をどのように評価しているかという点においてどんな判例集より参考にすべきものなのでしょうね!







最後に民訴です。前にも書きましたが僕は3倍速インプット講座を聞くまで民訴が嫌いでした。民訴が嫌いという方は結構多いと思います。弁論主義やら、処分権主義やら、既判力やら、なんだかよくわからないですよね。

しかし、これらの概念も要件事実を下に民訴を勉強していけば、結構明快なものになります。それができたのは、この講座のおかげだったともいます。実際、司法試験の本試験でも、民訴は要件事実と絡められてよく出てきますから、民訴を要件事実に絡めて分析するという手法を身に着けるのは必須なのでしょう。

僕が、民訴の講義の中で特におすすめの分野は弁論主義、既判力、補助参加、独立当事者参加です。勉強されておられる皆さんならわかるかもしれませんがこのわかりにくい4つの分野を要件事実に絡めて理解すると本当にわかりやすくなります。



皆さんにも是非聞いてほしいのですが、残念ながら、刑事系の無料視聴(刑法はコチラ⇒http://www.lec-jp.com/shinshihou/movie/刑訴はコチラ⇒http://lecondemand.nice2meet.us/?log_key=kikaku02-1-048b_1fc806b3d34d8edbb67ad7487678d598)しかないみたいです(涙)。

もっとも、工藤先生がオススメしておられ、僕も前に紹介した、ゼミナール要件事実2の民訴パートを読めば、民訴を要件事実で分析するという手法が身に着くと思います(ちなみに、この本は旧司法試験の基本的な問題を民法、民訴共に要件事実で分析するというコンセプトで書かれた本なのでどっちの分野も是非読んでみてほしいです)。


何はともあれ、3倍速インプット講座の民事系の模擬講義が生で初めて行われるので、是非渋谷駅前本校にご来校下さい。

このように、民事系についてまたもや長く書いてしまいました。ダラダラ長く書いてしまうのは僕の悪い癖です。

司法試験でもダラダラ長くなってしまい大切なことがたくさん書けないという事態に陥ったことが多々あったように思います。どうにかして、この癖を治さなければ…では、また!


  1. 2013/07/16(火) 22:41:20|
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予備試験・論文試験雑感

LEC渋谷駅前本校スタッフのM2です。
7月14日、15日の二日間、
ベルサール新宿グランドというイベントホールで
予備試験の論文試験を受けてきました(丸の内線「西新宿駅」から徒歩1分です)。

スケジュールは
<1日目>
9:30~11:50  公法系(憲法・行政法)
13:15~15:35 刑事系(刑法・刑訴法)
16:30~17:30 一般教養
<2日目>
9:30~12:30  実務基礎(民事系・刑事系)
14:00~17:30 民事系(民法・商法・民訴法)
でした。

各科目の時間配分は自由ですので
たとえば、公法系ならば始めに憲法と行政法の答案構成を先に済ませてしまい、
書くべき内容が多い方に多く書く時間を割り振るようにすることができます。

休憩時間は各テストの間に約一時間ほどありますが、
けっこうくたくたになってしまうので、私は持っていったものをほとんど
見直したりはできませんでした(でも心配なので荷物は多くて、ただ体力を奪われただけでしたー)


受験しながら思ったことは、①どの科目も現在を題材にしようとしていることと
②予備試験の勉強には司法試験の過去問が大切だということです。

①については、たとえば憲法では、世襲議員の立候補に関する問題が出題されました。
ニュースでも話題になるようなトピックなので、受験勉強をしながらも世の中にアンテナをはって
生活していることが、問題文を見たときに面食らわないために必要なのかなと思いました。
また、刑法では振込詐欺が、刑事実務基礎科目ではデジカメのメモリーカードを所持している者が
デジカメを窃取した者と疑うに足りる相当の理由があるかないかという点が問われました。
(自分はデジカメは持っていたので本件の状況はある程度把握できたのですが、
もしスマホ関連とかの事案だったら、ガラ携所持者の自分としては苦しんだかもしれません…)

②については、たとえば民訴訟では、債権者代位訴訟に対する債務者又は他の債権者の参加形態が問われましたが
この点は平成23年度の司法試験の民訴法で問われたことと本質的には重なるように感じました。

なお、出題の素材になったのかなと思われる判例も平成18年以降の比較的最近のものが使われているような気がしましたが、
この点についてはまた後日書いてみたいと思います。

とりあえず、世の中にアンテナをはりながら、昔から受け継がれている法理論を毎日地道に勉強するのが
大切なんだと痛感された二日間でした。

受験された皆さん、お疲れ様でした!
来年の受験を考えている皆さん、一緒に頑張っていきましょうね!







  1. 2013/07/16(火) 17:49:40|
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情報収集の方法

こんにちは。
レック渋谷駅前本校で現在スタッフとして働かせていただいているSです。


まず、先日からブログをアップしている皆さん同様僕も自己紹介をしたいと思います。
僕は、早稲田大学のロースクールを今年終了し、今年の司法試験を受け結果待ちという状況です。
ちなみに、手ごたえ的にはヤバイです(汗)。


さて、勉強法等については他の方のブログを参照していただくとして、今回S担当のブログの記事では司法試験における情報収集について書きたいと思います。
司法試験において情報収集というと、ゼミを組んだりして友達等から様々な情報を得るという方が多いと思います。僕も一応ロースクールへ通っていたのでゼミを組んでいました(ゼミについては今度書きたいです)。

とはいえ、家から学校まで遠かったことから、あまり学校の自習室等を利用せずに勉強していたこともあり他のロースクール生に比べれば友達等から情報を得る機会は少なかったと思います。なので、情報収集については結構他の司法試験受験生や合格者、教授、予備校講師のブログを利用していました。

他学部で予備試験からの司法試験を狙っていて周りに受験仲間がおらず、有益な情報が入ってこないという方にとってブログの利用はとてもオススメです!


以下主に(ほぼ毎日見ていた)ブログを上げたいと思います。


工藤北斗講師のブログ《工藤北斗の業務日誌→http://ameblo.jp/nancoppi/》

⇒工藤講師のブログは大体毎日見ていました。このブログは勉強方法であったり、書評、試験に関して工藤講師が思ったこと等様々なことが書かれています。

特に僕は、基本書等を読まなかったので、工藤講師が書評において4以上の評価をしていた参考書、問題集はできるだけつぶそうと考えていました(つぶせなかったものの方が多かったですが)。

本選びに迷っている方は、工藤先生の書評を見て参考書、基本書、問題集を選択するのはかなりオススメです。
実際僕も民訴があまり好きではなかったのですが、先生があげられていた、ゼミナール要件事実2、民事訴訟の基本原理と要件事実(この本は評価あまり高くなかったかもしれません)を読んで、かなり民訴が好きになりました。



話は少しそれますが、民訴を要件事実で分析するという3倍速インプット講座で培った方法論は、民訴が好き、さらには得意にするポイントなのだと思います。民訴が嫌いな人にはオススメです。

と、まぁ工藤先生のブログについて語っていたら、字数が多くなってしまいました。

今日はこの辺で失礼します。

他のオススメのブログについてはまた今度書きたいと思います(忘れていたらすみません)。

あっ、コメント欄に質問頂ければオススメブログを端的にお答えします。大歓迎です!!

ではまた…。




≪注意≫
ブログを閲覧しだすと止まらなくなってさらにはネットサーフィンをしだし勉強そっちのけになるという悪循環に陥らないようにしましょう。

これは本当にやめましょう。時間は本当に貴重です。


  1. 2013/07/15(月) 17:24:10|
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予備試験論文当日!!

LEC渋谷駅前本校スタッフのM2です。はじめまして。


はじめましてと言うことで、
今回は自己紹介をさせていただきます。

私は法学部出身者ではないのですが、
魔がさしてしまいまして旧司法試験の末期に勉強をはじめました。
択一試験には合格したのですが、論文試験には合格しないまま
平成22年で旧司法試験が修了してしまいました。
ロースクールには行ったことがありません。

それで今日は予備試験の論文試験を受けてきました。
今年の試験は憲法が15条と21条で、行政法が義務付けの訴えと原告適格でした。
予備試験で出たところは新司法試験でも出やすいので要チェックです。
受けたてホヤホヤで次に何を書いていいやら分かりませんが、
私は、主に予備試験ルートに関する情報を今後ご提供させていただきます。

次回からはしばらく
予備試験論文体験記的なものを書いていこうと思います。

よろしくお願い致します!!
  1. 2013/07/14(日) 19:39:04|
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予備試験公法系の注意点

レック渋谷駅前本校のNです。

今日は、予備試験論文式の公法系の注意点について書きたいと思います。
公法系の憲法と行政法は、全く異なる毛色の科目なので分けて書きたいと思います

まず憲法について。憲法は、予備試験や新司法試験ではいわゆる「捨て科目」といわれますが、2点だけ、クリアすれば点数が安定する要素があります。

第一点は、法令審査と処分審査をきちんと書き分けるという事です。これができるかできないかが第一ハードルとなります。

第一ハードルをクリアした上で、次に、「個別具体的な事案を人権を使って説明する」という作業が必要になります。この事案では、どういう人権のどの重要性の部分が問題となっているのかを自分の言葉で説明する事が必要になります。その際、同じ人権が問題となった判例を摘示し、その事案と問題文の事案の違いを説明できればなお望ましいでしょう(もっとも、このレベルの答案はほとんどありませんので安心してください)

次に行政法について。予備試験の行政法は問題のレベルがあまり高くありません。これは他の科目に比べても明らかです。基本的に行政処分の定義と判例、原告適格の定義と判例の判断手法(二段階の手法)、行政裁量の有名判例、行政手続法の前半の条文(申請に対する処分と不利益処分)を押さえておけば先ず問題ありません。行政裁量について個別法から、要件裁量があるのか効果裁量があるのかを抽出することぐらいは問題集などをやって、身につけておきましょう。オススメは、事例研究行政法・事案解析の作法・ロースクール演習行政法あたりです。全部をやる必要はなくどれか一つで、なおかつ上記のテーマに絞って解けば十分です。なお、それでも余力がある人は、国家賠償法1条2条の判例も見ておきましょう。

今日はここまでです。明日からみなさん是非頑張ってください。
  1. 2013/07/13(土) 20:03:02|
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予備試験民事系に関する注意点

こんにちは。
レック渋谷駅前本校のNです。

今日は、予備試験論文式の民事系の注意点について書きたいと思います。

民事系3科目のうち、民商法は「条文の摘示」民訴は「基本概念の理解」これに尽きると思います。

まず、民商法については、論点を思いついても、直ぐに書き出すのではなく、「どの条文のどの文言解釈の問題なのか」を一言書くようにしましょう。基本的に論点が条文無しに発生することはありません。予備試験の短答式を合格してきた人の中では、論点ではなく、このような基本的な姿勢で差がついてしまうのです。特に商法は、「条文知ってた者勝ち」の感があります。商法の条文を直前にもう一度一瞥したい場合には、「リーガルクエスト会社法」が個人的にはオススメです。

次に民訴については、ずばり、弁論主義・既判力・処分権主義の根本理解ができているかどうかで勝負がつきます。どうしても分からない問題が出てしまったときは、この3つの概念のどの問題なのかを見極めましょう。予備試験では十中八九、この3つの概念の主旨から考えるという問題が今まで出題されています。

そして、どの概念の問題か分かったら、まず、各概念の定義付けをすることです。直接的な条文が無い(既判力・処分権主義は一応ありますが)ので、初めから解釈論になります。そこで定義から答案を出発させる必要があるのです。特に弁論主義の3テーゼは各テーゼの違いをしっかりと押さえておく必要があります。

民事は範囲が広く、正しい条文・概念の摘示と、論点の摘示(論点の問題提起)だけで勝負が決まってしまうといっても過言ではない科目です。分からなくなったらまず条文(民訴の場合は基本概念)の姿勢を大事にしましょう。

今日はここまで。次回は公法系の注意点を書きたいと思います。









  1. 2013/07/12(金) 20:06:16|
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予備試験刑事系に関する注意点

今回は、Nが担当します。

今回書くのは、予備試験刑事系に関する注意点です。

まず、みなさんの知っての通り、刑事系に特徴的なのは、「処理パターンが既に決まっている科目である」ということです(特に刑法)

刑事系では、論点に飛びつくのではなく、いかに基本的な処理パターンにのせて、余すところなく丁寧に検討できるかが問われます。

具体的には、①刑法では<論点にならないところでも、構成要件要素を余すところなく検討・事実認定すること>、②刑訴では、例えば、強制処分に当たらなくても、一言強制処分に当たらないと言うことを事実から認定すること、あるいは、証拠の証拠能力を聞かれたら、自然的関連性・法律的関連性・証拠禁止該当性をすべて検討すること等が、重要になってきます。

予備試験の短答を突破してきた論文受験者は皆、ある程度基本論点は書けるのです。特に刑事系は論点が少ないので論点自体を外す受験生は少数でしょう。それゆえ、「論点ではない部分を一言認定できるか」これでかなりの差がついてしまうのです。

もちろん、論点にならないところひたすら書いてもバランスを失していい点はつきません。一行・二行でいいのです。それでも書くかかかないかで大きな差がついてしまいます。

これは新司法試験にも同様のことが言えます。なんせ作っている人が一緒ですからねw

今日はここまでにします。次回は民事系の注意点を書きたいと思います。
  1. 2013/07/11(木) 18:39:10|
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予備試験論文受験の注意点(全体論)

いよいよ予備試験の論文式試験が近づいてきましたね。
今回はレック渋谷校のNが担当します。

私は今年慶応大学ロースクールを修了した者で、今、新司法試験論文試験の結果待ちという状況です。新司法試験受験後、レック渋谷校で働いてます。

今日は、予備試験論文式を受けるに当たっての全体的な注意点をお話したいと思います.

私は、予備試験の過去問は全科目だいたい解きましたし、合格者の再現答案も読ませていただきました。

その上で一ついえることは、予備試験論文式は、①誘導をしっかり読む、②基本論点を判例の見解でしっかり書く・・・この二つで合格できる試験であるということです。

特に重要なのは①です。当たり前ですが、聞かれていない知識をいくらひけらかしても一点にもなりません。

では、誘導をしっかり読んで、論点が思いつかなかったらどうするか?

その場合は、自分の頭の中にある論点集を探すのではなく、六法を開いて、一番近い条文を見つけましょう。

過去問をみると、応用論点の理解を問うのではなく、単に基本的な条文操作・三段論法を問うている問題も多いです。

焦って論点に飛びつくのではなく、まず、問題に関する「条文を見つけ、きちんと認定すること」これが何より重要な姿勢です。

次回は、各科目ごとにそれぞれ具体的な注意点を述べたいと思います

それではまた。
  1. 2013/07/10(水) 20:11:42|
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ロースクールか?それとも予備試験か?

今日は渋谷駅前スタッフの村田が担当します!

今日のテーマはズバリ「予備試験・法科大学院どちらを選ぶか」です!
第1回のブログにも書きましたが、私は法科大学院の出身なのでその経験からこのテーマについて書かせて頂きます。

自分が法科大学院に行ってよかったなぁと思う点は2つあります。
1つ目は、実務のことや司法試験出題科目以外の法律についても広く学ぶことができたことです。法科大学院に行くまで、漠然と弁護士になりたいとだけ考えていましたが、これらの勉強は進路を選択するに当たって大きな助けとなりました。
2つ目は、学友ができたことです。自主ゼミを組んで、その中で友達と議論することによって法律の理解が深まったことも多々ありました。

逆に言えば、この2つにそれほど重きを置かず、とにかく司法試験に受かりさえすればいいと思っている方は予備試験の方がいいのかもしれません。特に1つ目の利点は、裏を返せば司法試験以外の履修科目が多くて司法試験の勉強する時間を取るのがなかなか厳しいということにもなりますので、要注意です。
また、言うまでもなく法科大学院には時間的・経済的負担がかかりますので、上記のメリットが果たしてそれに見合うかもよく考える必要があるでしょう。おそらく全ての法科大学院がそのコストに見合うということはないので、もし法科大学院への進学を考えているのであれば、各法科大学院についてしっかり研究することが必要かと思います。

渋谷駅前本校には、東大・早稲田・慶應・中央のロースクール出身者がおりますので、ぜひお気軽にお越し下さい!
  1. 2013/07/09(火) 19:39:10|
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渋谷駅前本校スタッフブログ開始!

初めまして!LEC渋谷駅前本校スタッフの村田と申します。

これからこのブログでは、私を含む渋谷駅前本校の司法試験・予備試験受験者スタッフ5人がそれぞれの経験から受験者の方に役立つ情報を提供していきます!スタッフの大半は法科大学院の修了者ですので、法科大学院の受験を考えている方にもきっと役立つはず!

このブログは基本的に毎日更新されますので、勉強の合間にでも覗いてみてください!
なお、このブログは、今年いっぱいで終了予定です。

第1回目ということで、まず自己紹介を。
私は、東京大学法学部から同大学法科大学院に進学し、今年1回目の司法試験を受験しました。短答式試験は通過し、今9月の合格発表を待っているところです。
司法試験の選択科目は、少数派の科目である租税法です。今後のブログでこの点についても情報を提供する予定です。

明日から本格的に司法試験の情報を載せていきますので、乞うご期待!

テーマ:資格取得 - ジャンル:学校・教育

  1. 2013/07/08(月) 21:33:48|
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